平成19年7月16日(月)  曇時々晴
至仏山 2228m

【 ル ー ト 】

  鳩待峠登山口(6:53,12:12)←(66,59)→オヤマ沢←(-,10)→オヤマ沢田代←(8,-)→湯の小屋分岐←(-,31)→小至仏山←(65,49)→至仏山(9:19,9:38)
  歩行時間:4時間48分、駐車場:戸倉第一駐車場○台・トイレ有り、三角点:二等「」
  この時期の『至仏山』は花々が咲き乱れている。おすすめです(◎)

【 メ ン バ ー 】

単              独


 【鳩待峠 至仏山登山口】
 6月につぎ二度目の鳩待峠、時間が早いこと、台風の影響か登山者が少ない。
 今回は花の山『至仏山』へ、オゼソウと蛇紋岩帯特有の花々を見ながら登る山旅である。

 【林間内のルート】
 樹林帯の中のルート。沿道には、マイズルソウ・ズダヤクシュなどの林縁に生える花が続いている。

 【林間部の終り】
 樹林帯の終りから、木道が延びている。

 【日光白根山】
 木道から振り返ると、群馬・栃木の県境にある『日光白根山』とそれに続く稜線が見通せる。

 【尾瀬 笠ヶ岳】
 南西方向には『尾瀬笠ヶ岳』が均整のとれた姿を見せている。

 【オヤマ沢】
 距離的には三分の二。しかし高低的にはまだまだこれからが正念場である。
 ここから田代までの間でウラジロヨウラク・ガクウラジロヨウラク、そして普通の白い花のゴゼンタチバナと緑色の花のゴゼンタチバナも咲いていた。

 【オヤマ沢田代の木道】
 オヤマ沢田代を一直線に突っ切る木道。
 ようやく遠方に至仏山が見えだす。

 【オヤマ沢田代湿原】
 地塘も点在するオヤマ沢田代湿原。
 ヒメシャクナゲ・タテヤマリンドウ・ワタスゲが点在する。

 【湯の小屋への分岐】
 至仏山と湯の小屋方面への分岐。
 湯の小屋方面に行くと、悪沢岳・小笠・笠ヶ岳・片藤沼と続く、気持ちのいい稜線歩きが期待できる。

 【尾瀬ヶ原 望見】
 分岐から岩場歩きとなるが、途中休憩用のベンチが整備されている。
 同所からガスが切れ『尾瀬ヶ原』が望めた。

 【小至仏山】  
 小至仏山が目の前に迫ってくる。
 小至仏直下のルート上の斜面はお花畑であり、オゼソウ・ホソバヒナウスユキソウ・ジョウシュウアズマギク・クモイイカリソウ・タカネシュロソウなど蛇紋岩帯特有の花々が咲き乱れていた。

 【小至仏山頂】
 うっかりすると通り過ぎてしまうので、ご注意

 【滑り易い流紋岩のルート】
 蛇紋岩は滑りやすく岩である。この日は前日の台風の影響か多少濡れていて、さらに滑り易く気を付けての歩きとなった。
 小至仏から至仏のルート上には、タカネバラ・ウメハタザオ・シャクナゲ、そしてカトウハコベも少ないが見られた。

 【鳩待峠 望見】
 途中、登山口の鳩待峠が小さく望め。

 【奈良俣ダム 望見】  
 ガスがかかっていたが奈良俣ダムも望見できた。

 【至仏山頂】
 山頂からは、ガスの為ほとんど景色は見えず残念だった。


  今回の歩きで見かけた花を『山の花々07-2』に掲載しています


  

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