平成19年10月6日(土)  晴
天女山・前三ッ頭・三ッ頭・権現岳  1529m/2364m/2580m/2715m

【 ル ー ト 】

  駐車場←(1,1)→天女山
  駐車場(7:18,14:32)←(9,8)→天の河原←(63,55)→2000m標石←(41,25)→前三ッ頭←(34,21)→甲斐小泉駅分岐←(4,4)→三ッ頭←(36,43)→権現岳(11:11,11:30)
  歩行時間:5時間45分、駐車場:天女山の公設駐車場 普通車20台程度 無料、トイレ:天女山頂に有り、三角点:前三ッ頭 三等「東岳山」
  久々の強行軍、1200mの標高差を一気に登り上げる。身体がガタガタ状態であったが、南八ヶ岳の景色を堪能できた。

【 メ ン バ ー 】

単            独


 【天女山】
 この日、4時半過ぎに群馬の自宅を出発、八ヶ岳南端の天女山の駐車場に7時少し前に到着
 駐車場から1分の天女山と展望台へ、雲海の上に富士山が望めた

 【権現岳登山口】
 準備をし、7時20分前に登山口を出発する
 今回は標高差1200mを4時間かけて登ることになり、久々本格的な歩きで身体が持つか一抹の不安があった

 【天の河原】
 10分の登りで広々とした天の河原に着く
 大きな富士薊が出迎えてくれ、この後の山行を期待させてくれる

 【遥か彼方に】
 樹木もない稜線で、これから向う前三ッ頭・三ッ頭、そして遥か彼方に小さく権現岳も望め、これからの行程の困難さを示唆していた

 【前三ッ頭頂上】
 天の河原から前三ッ頭までは、標高差800mの樹林帯の中の歩きで、数ヶ所で標高表示石柱が設置され、登って来た高さを実感しながらの登りである
 2200mを超えた当たりが今回一番きつい登りとなった
 前三ッ頭は、稜線上の展望の開けた岩場である

 【ガレた稜線】
 前三ッ頭から望むとガレた稜線の前方に樹木に覆われた形の良い三ッ頭が望める

 【ダケカンバのルート】
 ガレ場を過ぎると、ダケカンハ゛林内の歩きとなり、樹林限界まで続く

 【甲斐小泉駅分岐】
 ほぼ登り切ると、観音平方面に下る分岐に出る
 ここから三ッ頭は直ぐである
 このころから日が陰り肌寒い、素手は凍えるような感じである

 【三ッ頭頂上】
 三ッ頭頂上は、岩の上に名称の小さめな石柱が立っている
 頂上には、先行者2名休憩され、権現方面がガスで覆われたいた為(←画像は帰りのもの)、二人は引き返された
 少し時間が早いが昼食休憩していると、権現方面から登山者が次々帰り、一部ガスも切れ出したので出かけることとする

 【最後の難関】
 今回の歩きでほぼ唯一のコルと呼べる区間である
 下り直前から権現へのルートを望むと、直立するような壁で最難関の歩きとなる(←画像は帰りのもの)

 【這松のルート】
 コルから登り帰すが、這松が覆い被さるようなルートを登るが、相当風が強い場所なのかも
  

 【クサリ場】
 権現頂上直下に、今回のルート上唯一のクサリ場があった
 注意すれば問題ない

 【権現岳】
 クサリ場を上がると、特異な形の岩が直立する権現岳が見える
 このころには、ほぼガスも取れ素晴らしい展望になっていた
 山頂に続く斜面に、当薬竜胆と千島桔梗が一株づつ辛うじて咲いおり、ラッキーであった

 【三ッ頭】
 権現から今歩いてきたルートを振り返る
 遥か彼方に三ッ頭が望める

 【権現岳頂上】
 権現岳頂上の岩には剣が天に向けて置かれ、その下の山名板が置かれている
 一人がやっと立てるくらいの頂で、登山者が交互に座り写真を撮っている

 【編笠岳】
 権現岳から南八ヶ岳縦走路最南端の山、編笠岳が均整のとれた姿を見せている

 【赤・中・阿弥陀岳】
 一方、八ヶ岳の主峰である赤岳(右)と、それに続く中岳(中)と阿弥陀岳(左)が優雅に並んでいる

 【権現岳全景】
 帰りに振り返ると雲もなく、権現岳の全景が望める
 権現岳は三ッ頭方面から見るのが一番姿・形が良いようである


  今回の歩きで見かけた花を『山の花々07-3』に掲載しています


  

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