平成17年2月27日(日) 快晴
燕山・加波山 701m/709m

【 ル ー ト 】

 加波山神社里宮駐車場一合目(10:32)→(9)二合目加波山不動入口(寝不動尊)→(6)三合目桜坊(一本杉峠方面分岐)→(10)四合目→(5)五合目(山小屋)→(10)六合目→(7)七合目山椒魚谷→(9)八合目→(7)営林署道路→(2)九合目→(4)禅定道(親宮路分岐)→(12)あずまや(鉄塔)→(5)燕山→(8)あずまや(鉄塔)→(13)加波山神社→(6)親宮→(2)たばこ神社→(2)加波山神社本殿()→(4)三枝祗神社本宮本殿(本宮路分岐)→(7)加波山事件旗立岩→(-)天狗七飛石→(14)自由の楷碑→(-)丸山風力発電施設→(13)一本杉峠→(27)白井・桜坊分岐→(24)三合目(一本杉峠方面分岐)→(3)二合目(加波山不動入口)→(7)加波山神社里宮(14:54)

 歩行時間:3時間9分、駐車場:加波山神社里宮駐車場15台程度(無料)WCなし、三角点:三等「加波」

【 メ ン バ ー 】

単     独


加波山はその昔、樺山・加葉山とも標記された山で、筑波山・足尾山とともに常陸三山と称される筑波連山第2の高峰である。この山は、神母山あるいは神場山・神庭山とも記されたようで、宗教との結び付きが強い。山頂に加波山神社本宮や霊域とわかる巨石・奇岩の類が集まっている。また無数の社・祠が点在しており神秘的な雰囲気が漂い、今も神の山であることが実感できるところである。また現在も山伏の修行である禅定祭(7/1〜9/9)が行われている。
 加波山体は、花崗岩で構成されているため、裾野では石材採取が彼方此方で実施されていて、環境破壊が著しい。また石材採取で掘削されている箇所の周辺では、立ち枯れもおきていて一種独特の風景を見せている。
 加波山でもう一つ忘れてならないのは、自由民権運動のひとつで明治17年に蜂起が行った加波山事件である。圧制政府の打倒を謀る16人の急進派が加波山に立て篭もり要人の暗殺を企てた事件である。ルート上には、この時「一死報国」の旗を立てた旗立岩や「自由の楷」記念碑などがある。
 フーは仕事で茨城県内に2年勤めたことがあり、その時登ろうとして果たせなかった山のひとつである。標高的にはあまり高くないので、歩くには夏より冬の方が良いと書かれたものを見ており、今回出かけることとした。また登山口のある茨城県八郷町までは、車で片道約2時間半の長旅であり、往復5時間の運転は疲労困憊で、次の日の仕事にも影響がでた。

車を加波山神社(里宮)の駐車場に到着したのは10時である。この里宮は一合目に当たり、郷社「加波山神社」の拝殿(写真)と社務所が置かれている。また最近改築されたのか、真新しく色鮮やかな拝殿である。10時過ぎに歩き始める。最初は舗装された道路上を登って行く。二合目で加波山不動(寝不動尊)ヘの分岐となる。不動への道に入ると直ぐに不動尊が現れるが、そのまま立ち寄らずに進むと三合目の桜坊にでる。ここからは今度コンクリート舗装された「親宮路」の歩きとなる。途中、祠の置かれた四合目を通り過ぎ、大きな石切り場を過ぎると山小屋のある五合目に到着する。ここまで舗装路の歩きなので、以外と足腰にこたえているので一休みする。
 ここから本格的な山道となり、道には前週に降った雪が残っていて、登るほど厚くなって来る(写真)。六合目を過ぎ、そして小さい沢のある七合目に着く。この沢は、山椒魚谷と言うらしく、きれいな沢で休憩に持ってこいの場所である。八合目にくると10cm程度の積雪となり、滑りやすく歩き難い。九合目の手前で営林署道路と云われる意味不明の不思議な道にでる。ここからは階段整備された道で九合目も越え、勾配が緩くなると禅定道(稜線)に飛び出た。
 ここには舗装された道が来ていて、車で来る事も出きるようである。先に燕山に向う事として、雪の解けきらない車道を進んでいく。大きな電波塔が3基並んで建っている。建設省(現国土交通省)・NHK・日本無線協会?(写真)と続いている。またあずまやとベンチの休憩所が整備され、その先には樹木に覆われた燕山が見える。
 燕山には、一度鞍部に下り階段と手摺りが整備された登りを上がると「山頂」である。山頂には木柱に山名が書かれたものが有るのみである(写真)。丁度12時であるが、雪で濡れていて腰をおろす場所が少ないので「あずまや」に戻り昼食とした。電波塔下のあずまやは北側が開けているが、山名等はまったく判らない。ゆっくり腹ごしらえを行い、加波山へ向かう。
  来た道を引き返し、親宮路への分岐を過ぎると「郷社 加波山神社 拝殿(写真)と社務所」である。ここの拝殿も新しく立派な建物で、多くの加波山講信者の尊崇を集めていることがわかる。加波山頂は、ここからあと一登りのである。
  石段を登っていくと道脇に石碑が沢山据えられていて、一種独特の雰囲気がある。登り切ると石垣の上に「村社 加波山三枝祇神社 親宮本殿(写真)」が現れる。ここから次々と社殿が建っていてあきることがない。次に「たばこ神社(写真)」が、そして「郷社 加波山神社 本殿(写真)」となる。ここが加波山の山頂と思われるが、山名標識などは見あたらない。さらに先に進むと「村社 加波山三枝祇神社 本宮本殿(写真)」で、三尊石(写真)という巨石があり神が降り立つ「御座」に当たるものかも知れない。最期に「村社 加波山三枝祇神社 本宮拝殿」が立っているが、ここは「本宮路」の分岐地点でもある。
  ここからブナ林の中の下りとなり、その途中に加波山事件で蜂起したとき旗を立てた岩を左手に見ながら、さらに下ると岩が起立している「天狗七飛岩」にでる。ここから筑波山(写真)・足尾山・きのこ山が良く見渡せた。また、足尾山の上空をハンググライダーが周回している。ひととき眺望を楽しんだのち長い「丸太組の階段(写真)」を下ると、自由民権運動の記念碑である「自由の楷(写真)」が建っている。
  一方、前方を見ると2基の風力発電の風車(写真)が建設されていて、「小松崎都市開発蝓廚箸△蝓¬唄峅饉劼建設しているようである。一本杉峠まで車道歩きで、丸山を西側に巻くように道が通っている。一本杉峠は立派なブロック積の中に銘板(写真)が埋め込まれていた。これから真壁市白井方面へ進むこととなる。
  さあ、いよいよ一気の下りとなるが、雪が融けずに林道を覆い不安になってくるが、登山者の足跡が続いて不安は解消される。杉林・自然林が交互に現れ、西側斜面で陽が射さないこともあり、薄暗い林道である。分岐が2ヶ所あり最初は右側に、二つ目は左側に進むと桜坊のところへ行ける。二つ目の分岐以降、山麓が石材採取で痛々しい山肌(写真)を見せている箇所を通過、周辺の樹木も立ち枯れているので異様な景観である。この辺から今登って来た双耳峰の加波山と燕山(写真)が良く見わたせた。桜坊にでると、あとは車道歩きで駐車場はすぐである。最後に加波山神社里宮に本日の歩きの無事を感謝するとともに、帰路の安全をお願いし〆とした。

注)林道の一部では、土砂流失で半分欠けている場所があり、車の通り抜けができないの注意して下さい。


ル ー ト 上 の 風 景

 

 

 

 

\磴了各

燕山頂

E吐氾

せ安裟

 

 

 

 

ツ垢ご歛棲段

Α崋由の楷」碑

風車

┛賈椰峠

 

 

 

 

雪の林道

石材採取

加波山・燕山

筑波山

 

 

 

 

郷社加波山神社
里宮拝殿

郷社加波山神社
本宮拝殿

村社加波山
三枝祇神社親宮本殿

阿燭个蛙声

 

 

 

 

蔚深匆断隼蛙声
本宮本殿

村社加波山
三枝祇神社本宮本殿


              ***Botanical Garden から転載***


  

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