平成17年9月18日(日) 快晴
白根隠山・白桧山・錫ヶ岳 2410m/2394m/2388m

【 ル ー ト 】

 菅沼駐車場(6:00)→(67)弥陀ヶ池→(20)五色沼(水場分岐)→(23)避難小屋→(8)錫ヶ岳分岐→(24)白根隠山→(21)白桧山→(43)錫の水場→(41)錫ヶ岳→(27)錫の水場→(55)白桧山→(火口原)→(43)避難小屋→(12)五色沼→(20)弥陀ヶ池→(63)菅沼駐車場(16:05)

 歩行時間:7時間47分、駐車場:菅沼駐車場 30台程度 WC無し、三角点:錫ヶ岳 三等 「錫ヶ岳」

【 メ ン バ ー 】

単      独


 今年二度目の錫ヶ岳へのチャレンジである。昨年の1回も含めて三度目の正直にする意気込みで3時半に自宅を出発する。菅沼駐車場へは5時半過ぎ到着、ほんの少々であるが仮眠を取り、6時に歩き始める。この日は長距離日帰りということもあり、必要最小限の持ち物で軽量化している。
 
本来もう1時間程度早く出発するのがベストと考えていたこともあり、かなりスピードを上げての歩きとなった。弥陀ヶ池までは、軽快な歩きで1時間と少しで、そのまま通り過ぎ五色沼へ、1時間45分で避難小屋に到着する。ここで一休憩し、先を急ぐことにする。
 
前白根山と錫ヶ岳の分岐の稜線に登り、錫ヶ岳方面へ踏み込む。白根隠山へは前回通った事もあり、勝手知ったるルートで気分良い歩きで登っていく。日光方面(写真)や燧ヶ岳(写真)、そして眼下に五色沼(写真)が、そして右手には大きな岩体の奧白根山(写真)がドッシリした姿を見せ、前方に白根隠山とその前衛峰(写真)が横たわっている。前衛峰では、白根隠山に登っていく登山者が目に飛び込んできた。分岐から約25分で白根隠山頂(写真)に到着する。山頂には単独行の方が休憩していたので、どちらまでと尋ねると「錫ヶ岳へ日帰りで、12時までに行ければ時間的に大丈夫かな」と答えて先に出発していった。
 
一休憩後、白桧山をめがけ私も出発するが、前回はガスで見えなかった白桧山やその先の錫ヶ岳(写真)が前方にハッキリ見える。ガレた岩場に気をつけながら下っていく。岩場を過ぎると笹原(写真)の歩きになるが、丈の短い葉の小さい笹で、前回の御飯岳での大振りの笹と比べると雲泥の差がある。比較的緩やかな勾配を登って行き、勾配が無くなって来るとシラビソなどが生えている白桧山頂(写真)に着く。シラビソに山名板が取り付かれている山頂からは、見通しが効かないこともありそのまま先を急ぎ「白錫尾根」に突入する。
 
山頂をあとにすると前方に錫ヶ岳(写真)が見通せたが、はるか彼方に見え本当に行けるのか自信が揺らいだが、すでに先行者がいる事が頑張ろうと云う気持ちにさせた。笹の斜面を下って行くが目印のテープの間隔が長いところもあり、一時ルートを見失うことも有った。しかし尾根を目指せばルートが現れ、迷うことはないが、ガスった時などは十分注意を要するルートである。
 
尾根上に樹林がある場合は、樹木に沢山黄や赤の鉄板が取り付けられていて迷う心配はない。しかし、ルートは整備されているわけでなく倒木が何箇所もあり、これを越えるのが足腰にボデープローのように応えてくる。また笹のルートにも倒木や段差(エグレ)があり、気をつけないといけない。3回小規模なアップダウンを繰り返すと樹林帯の中の鞍部、錫の水場(写真)に到着する。水場といっても水場の入口が正しく1分程下った場所で給水できるらしい。
 
水場では、先行者が休憩していたが、私が到着すると山頂目がけ先に出発していった。私の方もほんの少しの時間、足を伸ばし最後の登りに備える。ここから標高差220mであり、あと少しの踏ん張りと言い聞かせ樹林の中の道(写真)に進む。樹林を抜けると小鞍部で、ここで先行者に追い付くがルートを見失った。二人で笹藪を漕ぎ尾根部に出るとルートが現れ一安心、あとは笹のルートを登りきるだけである。
 
笹の急登を息切らせながら登っていく、途中で振り返ると今歩いてきた白錫尾根が一望である。日光方面や白根山が良く見渡せた。勾配が緩くなってくると山頂は直ぐそこであり、歩き始めて4時間半の10時半に到着した。樹木に2つ山名板ついた錫ヶ岳山頂(写真)は、県境稜線とそこから群馬側に派生する笠ヶ岳への分岐でもあった。見通しは日光方面と栃・群県境の稜線が遙か彼方まで見て取れた。また山頂には、珍しい御料局三角点(写真)があり、この山の南側にある宿坊堂山にもあると何かで読んだ記憶がある。
 
山頂で昼食休憩しながら、先行者と話をする。八王子の方で、若いとき登っていなかった山を歩いてらしく、必然的にこのような山になるらしい。また帰りは白桧山から斜面を下り火口原を通るルートを取るとのことで、私も同行させていただくことにする。約40分の休憩の後、二人山頂をあとにした。
 
水場に下るまでに、重装備の単独登山者と遭遇、県境稜線の縦走者であろうか?30分程で錫の水場に着き、水を補給することにする。水場へは表示の通り1分で着き、2箇所から水が湧き出ていた。汲んでみると少し色が付いているようであるが、味や臭い等問題なくおいしい水であった。
 
錫の水場から白桧山までが距離も長く、標高差も220mある最後の難関となった。ただ、距離がある分勾配は緩やかなのが救いである。概ね1時間登りづめになり、特に白桧山頂直下の急登の苦しかったことはなかった。白桧山頂で疲れを癒すが、八王子さんは火口原へ下るルートの探索を行い動き回り、元気な人である。十分な休憩を取り火口原への下ることにした。
 
火口原へはルートが特にあるわけでなく、獣道のような歩きやすいルートを、また急な崖部に向わないようにルート探って下っていく。最後は、笹の斜面を下って火口原の西(末)端部に降り立った。ここから第一火口原(写真)へ細かな火山礫斜面を下りおりる。底盤部は広々とした平地で、ここから見上げる白根隠山(写真)は火口壁のように切り立っている。目をつぶるとその昔この場所から溶岩が吹き出している姿が見えるかのようである。底部を進み10m弱登り返すと第ニ火口原(写真)が現れる。
 
ここは砂利状の礫におおわれており、そこに2〜3個咲きそびれたらしい白山風露が風に靡いていた。第二を横断し20〜30mを登ると、再び草等の映えていない平場にでる。振返ると火口原とその先に白桧山(写真)が見通せた。ここから数分で奥白根山から避難小屋へのルートに合流すると、避難小屋の屋根が見え直ぐに到着する。避難小屋で一休憩して弥陀ヶ池を目指すが、五色沼で日本鹿(写真)が近場まで近づいて来たのでカメラに収める。五色から弥陀への登りは、今回の歩きで最後の登りとなる。疲れているがガンバリ通し弥陀ヶ池に到着する。
 
ここでこれ以上無理をすると次の日、足腰への負荷が大きくなりそうなので、タフな八王子さんとここで別れた。池湖畔で十分な休憩を取り、菅沼駐車場へゆっくりした歩みで引き返した。6時から歩き始め帰り着いたのが16時過ぎ、ほぼ10時間で有る。駐車場で改めて群馬百名山を完登した感慨がじわっとわいてきた。 完

ル ー ト 上 の 風 景

〜葦劵辧ークから
白根隠山

白根隠山頂
(ハ゛ック:奥白根山)

G鮑隠山頂
から白桧山

で鯢飴海
笹原ルート

デ鯢飴劃

η鯢飴劃
から錫ヶ岳

Ъ發凌緇

┸緇貮婉瓩
林間ルート

錫ヶ岳山頂

錫ヶ岳山頂
御料局三角点

火口原

火口原

白根隠山前衛ヒ゜ーク
から見る日光方面

白根隠山前衛ヒ゜ーク
から見る五色沼

白根隠山前衛ヒ゜ーク
から見る燧ケ岳

闇鮑隠山前衛ヒ゜ークから見る奥白根山

閏發凌緇譴ら
見る笠ヶ岳

臆亳原から
見る白根隠山

害亳原の
彼方に白桧山

憾淇Ь造
日本鹿


                ***Botanical Garden から転載***

  

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