平成17年4月24日(日) 快晴
小出俣山(赤谷山) 1749m 

【 ル ー ト 】

 小出俣林道入口(7:11,15:13)←(19,20)→赤ニ調整池←(21,21)→千曲平←(77,44)→1400m付近岩場←(44,22)→小出俣山頂

 歩行時間:4間28分、駐車場:小出俣林道入口スペース10台程度WC無し、三角点:三等「小出俣」

【 メ ン バ ー 】

4人(フー、リン、カン、イケ)


 今回は仕事仲間と赤谷川の上流にある「小出俣(オイス゛マタ)山」、別名「赤谷山」へ出かけることとした。この日は、晴天で絶好の山日和である。新治村川古温泉手前の「小出俣林道入口(写真)」に7時少し前に到着する。川沿いの駐車スペースに車を停めるが、既に6台程駐車されており渓流釣りと登山者のものと思われた。準備後7時11分に林道のゲートを越え歩き始めた。
  林道は左に大きく曲がりながら登っていく、曲がりきると前方にオーバーハングしている大きな岩が見えてくる。また、林道は山側の法が崩れている場所が各所にあり、荒れている感じがした。また雪解けの水が浸透してくるのか山側の法から豊富に水が湧いている箇所も見受けられた。20分程で、赤谷川第二調整地施設に到着する。満々と水を溜め、深緑色のきれいな色をしている。ここからの林道には、所々雪が残っている。
 約20分で2川が合流する広河原の千曲平(標高824m)に到着する。きれいな場所で、なかなか雰囲気がよい。「千曲平橋(写真)」から上流側を眺めると、樹幹の間からこれから向かう雪の残る小出俣山が望めた。また、地形図では千曲がセンゲンとふり仮名が降られているが、橋名板ではチクマとなっていて、どちらが正しいのであろうか。橋を渡ると尾根部が崖となっていて登れないため、林道進み崖を右に回り込んだ所から登ることになる。橋を渡ってすぐの所にテントが2張置かれており、昨日から泊まり込みで既に小出俣山に出発しているグループがいるようである。
 杉林の中の林道を進み、林業作業者のための「集合解散場所の標杭」を左折し、さらに道なりに左に曲がると杉林が切れ、ブナの疎らな林で「オゼノ尾根」の末端部の平地にでた。ここから、本格的な登りとなるが、はっきりした道形が有るわけで無く、うっすらとであるが獣道かその昔歩かれたのか痕跡らしいものは見受けられる。また、少ないが古い赤テープが巻かれた箇所も見受けられた。基本的にはほとんど指導標等は無いと思った方がよい。ブナの疎らな林斜面を登っていくが、最初から急勾配でかなり足腰にひびいてくる。また、落葉が堆積していて滑りやすいことから踏ん張りが効かないのと、石楠花・根曲り竹・そして丈の低いブナの幼木が歩くのを邪魔し体力の消耗が激しい。
  少し登ると新しい布製の赤リボンが括りつけられていて、先行者が取り付けた物のようで、以後点々と取り付けられていた。喘ぎながら登り、標高1100m付近から所々に雪が島上に残り出すが、歩きにくいことには変わりない。標高1200m付近で私の足に異常が起こり、まず右足が攣りそうになり、続いて左足の脹ら脛が攣ってしまった。この先の行程に暗雲が掛かりだしたが、以降は足が攣ることなく歩きにも支障がなく済んだのは幸いであった。雪が繋がりだし歩きやすくなって来た頃、標高1400m付近の2万5千地形図表現されていない「岩場(写真)」に到着する。岩場を右から巻くように迂回し、岩場の上部にでる。上部には、オオシラビソの巨木がまとまって生えていて木陰で休憩とした。千曲平からここまで約80分で登ってきたことになる。
  岩場上部からは、疎らなブナ林の雪の斜面(写真)歩きとなった。先行者が踏み後を残しているので、我々は比較的登りやすく体力の温存ができた。標高1550mを過ぎると何時しかブナも少なくなり、ゆるい雪原が広がり、正面に小出俣山の全景(写真)が望められるようになる。
  標高1650m付近で先行していた6人グループが降ってくるのに遭遇する。この当たりから、正面に鋭角的な川棚ノ頭と俎?が目に飛び込んできた。また東側には昨年の今頃登った阿能川岳が低い位置になっている。頂上はさらにすばらしい眺望が期待できそうなので、自然と足が軽くなってきた。頂上への最後の雪原(写真)を登り詰めていく。
  最後の雪庇を登ると、オゼノ尾根と阿能川岳からの縦走路が合流する稜線(写真)に出た。すぐ先にハイ松がこんもり顔を出している小出俣山頂(写真)があった。頂上まで林道入口から休憩も含めて約4時間で登って11時に着いたことになる。少しハードに歩き過ぎたきらいがある。
 この日山頂からの眺望は最高で、360°の展望が開けていた。北側左から、仙ノ倉岳(写真)〜万太郎山(写真)〜川棚ノ頭・俎?・オジカノ頭そして谷川岳(写真)が、西に目を向ければ、平標から三国に向かう稜線と中央に大源太山(写真)が、東には、阿能川岳と稜線(写真)が、そして南には、猿ヶ京ある赤谷湖(写真)が見て取れる。絶景で超ラッキーであった。
  約1時間、昼食を取りながら景色を堪能する。下りは雪が融けて滑りやすいこともあり、軽アイゼンを装着して下山することにした。下りはあっという間で、20分ちょっとで岩場上部に、40分ちょっとで千曲平に到着する。千曲平到着寸前で先行の6グループを追い抜くことになった。彼らは降る途中昼食でも取っていたと思われる。帰りの林道では、蕗の薹を採取しながら、ゆっくりとした歩きで林道入口に15時過ぎに帰り着いた。

ル ー ト 上 の 風 景

‐出俣林道

∪藏癖

1400m付近岩場

ご箴貍緝瑤離襦璽

1550m付近から
小出俣山

山頂へ向う雪原

Щ劃塞雪庇

┥出俣山頂

山頂から仙ノ倉山

山頂から万太郎山

山頂から川棚ノ頭
・俎?及び谷川岳

山頂から
大源太山(中央)

山頂から阿能川岳
と結ぶ稜線

山頂から赤谷湖

 

 


               ***Botanical Garden から転載***

  

inserted by FC2 system