平成16年2月14日(土) 晴 
王城山 1123m

【 ル ー ト 】

  王城山神社(10:15)→(-)王城山登山入口→(36)傘木(5号目)→(9)炮碌岩(6号目)→(22)8合目→(17)10号目→(2)王城山頂→(2)10号目→(5)古城→(10)8合目→(-)碌岩(6号目)→(20)傘木(5号目)→(30)王城山登山入口→(5)王城山神社(15:05)

  トータル:2時間38分、群馬の山歩き130選:2時間10分、駐車場:林地区相談センター駐車場6台程度(無料)WCあり、林地区温泉:日帰り入浴300円

【 メ ン バ ー 】
十一人(フー・タカサン他9名)


今回は、タカサングループの山行に参加させていただいた。10時に長野原町林の王城山神社前の林相談センターの駐車場で待ち合わせした。9時40分には到着し準備し、タカサングループが着くのを待つ、丁度10時に2台の車が到着する。降り立ったのは男性6人、女性4人の計10人の大グループであったのにはビックリであった。

準備をし10時15分に出発する。町道を進むと「王城山入口」の石板があり、そこを左折して山側に入って行くが10分程度で人家を抜けて山道になる。「三合目鳥屋坂」の石板が見えて来る。この石板は先ほどの入口も含め以下の石板が設置されていた。
   『 (1合目?)王城山入口→2合目無し→3合目鳥屋坂→4合目柴木→5合目傘木(唐笠松)→6合目炮碌岩→7合目船窪→8合目中棚尾根→9合目御篭り岩→10合目王城山頂』

所々に雪が残っており、一部凍っている箇所もあり足元には十分注意がいる。車で来れる最奥地点の「5合目傘木」に到着する。ここで休憩するが、メンバーの皆さんは樹木や草花に相当詳しい方ばかりで、周辺の樹木で話が弾んでいた。

「6合目炮碌岩」は、火山マグマが急速に冷却して板状に割れた岩石と思われ、地元の方は形の良い板状の物を石焼石板に使っているらしい。また、6合目は高間山への分岐でもある。前回の時は高間山で歩いたが、途中の道はかなり荒れていたの思いだす。

笹原の船窪を過ぎると8合目の中棚の尾根である。ここから10合目の山頂目指し「九合目御篭り岩」経由のルートを進む。途中1箇所崩れているがロープが張られ特に危ないこともない。10合目直前で「御手洗の池」という水場があるが涸れていた。

10合目は王城山と古城の間のコルで、お祭り時に御篭りする小屋もある。小屋にブルーシートを張って風を防ぎ昼食とする。小屋のまん中に桜の炭で火を熾し、次に何が出て来るかと見ていると、驚いたことに生の秋刀魚が出て来て焼きはじめるのである。その他、皆さんが色んな物を持ちこんでいて山の中と思えない賑やかな昼食だ。秋刀魚は最高に美味しく、頭しか残さなかった。

ひと時過した昼食タイムを終了し山頂に登る。まず王城山頂ヘ、石祠があり5月の例祭では、この石祠を七回廻りお参りするのが作法のようである。山頂からは草津白根山〜谷川岳までが良く見えている。また浅間隠山・榛名山が、薄っすらと妙義も見えている。さらに記念撮影して降り10合目まで戻る。

ここから反対側にある古城に登るが、実はこちらの方が高いのである。頂上には3つの石祠が並んでいる。三角点もこちらに設置されている。ここから8合目の中棚尾根まで急勾配を降る。船窪付近では、カモシカと遭遇する。3合目の鳥屋坂では、休憩中のハンター2人にであうが、イノシシ猟を行っているらしい。ここから駐車場まで直ぐで、15時過ぎには戻れた。


ル ー ト 上 の 風 景


  

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