平成16年10月30日(土) 曇一時雨
桧沢西峰・桧沢岳  - m/1133m

【 ル ー ト 】

 根草登山口(10:10)(45)コル(2)西峰(3)コル(14)桧沢岳(8)桧沢岳神社(-)林道(-)村道(60)登山口(13:19)

 歩行時間:2時間12分、山と高原地図21:2時間20分、駐車場:根草集落駐車場3台(無料)WCなし→地すべり工事で工事関係者が駐車で不可、手前の路肩2台→住民の了解がいる、三角点:桧沢岳 三等「根草」

【 メ ン バ ー 】

三人(フー、いち、に)


昨年の12月に登った西上州の檜沢岳に「GTC」の「いち」さんと「に」さんとで出かけることにした。10時待合せで、南牧村根草地区の登山口の集落駐車場に9時半頃到着した。しかし、駐車場は、工事車輌が停められ満杯のため、一つ手前の桧沢浄水場への道に地元の方の了解を得て駐車させていただいた。
1010分前、まだ到着しない「いち」さんが下で待っているのではと思い歩き出す。「いち」さんと「に」さんは、根草集落へ左折する手前のR254脇のスペースで待っていた。挨拶を交わし、「いち」さんの車で登山口付近まで登り了解を得た場所に駐車する。準備して1010分に歩き始める。
細い集落内の道を登り、佐藤氏宅(現在無人)の庭横切り山道に入る。少し登ると、まだ新しい水位観測かひずみ観測の記録機器を収容する小型小屋が前回同様設置されていた。前回と異なるのは、「補助公共地すべり対策事業」で排水用の横ボーリング工事を行っていた。
 
観測小屋から左の石垣沿いに進むが、前回よりテープ等が多くなっており、わかりやすくなっている。植林されている尾根にでるとここから急登の始まりで、コルまで続く事になる。杉の植林は良く手が入っているようであるが、景色には恵まれないのが残念である。およそ40分で見晴らしのよい岩場に着く、ここから紅葉で色づく木々が目に飛び込んでくる。そして西峰が紅葉のうえに岩峰を天に突き立てている。
この辺から広葉樹林の中の道となり、道の周りも赤や黄色に色づく紅葉シャワーの中の歩きとなるとともに、多少緩い登りとなった。岩壁の下をトラバー気味に登りきるとコルに到着する。ここは、檜沢本山と西峰間の割れ目でキレットと云った方が正しいかもしれない。
まず西峰に向かう、コルからいきなり3mくらいの岩場を登ると、石祠の置かれた頂上は直ぐである。前回は無かった小さな標識が付けられていた。西峰からは、荒船〜浅間〜鼻曲〜浅間隠〜妙義山〜榛名山の見える筈であるが、生憎の曇り空で残念である。直ぐ隣には、西上州のマッターホルンと呼ばれる小沢岳が良く見えている。
西峰からコルに引き返し、3m位ロープを頼りに登ると10数分で檜沢岳山頂に到着する。山頂は細長く、紅葉で赤に染まっていて感激である。木造作りの愛宕社が鎮座し、立派な石燈篭も1基備えられている。ここまで何とか雨も落ちて来ないので、昼食にする。
山頂で40分ほど過ごした後、社のうしろを下って林道にでるルートで下ることにする。頂上を下りはじめ8分で、荒れはてている桧沢岳神社に到着、神社のある岩肌を見ると水平に近い板状節理が一面に入っていて、檜沢岳自体がこの岩質の山のようである。
神社から分かりにくい道になるが、前回よりもテープ等が多く設置されており、迷うことはないが不安になってくるルートではある。広葉樹林から杉林に変化し、ジクザクに下っていくと徐々に沢の水音が大きくなって来る。最後に大きな砂防堰堤のある沢にで、この沢を渡ると林道である。林道を下るが、ここから駐車場まで20分ほどで到着した。
PS:「いち」さん「に」さん、また計画しますので出かけましょうね。

ル ー ト 上 の 風 景


              ***Botanical Garden から転載***


  

inserted by FC2 system