平成16年5月8日(土) 曇時々晴 
高戸谷山・御殿山 739m/400m

【 ル ー ト 】

  【高戸谷山】
  仙ヶ滝駐車場(8:13)→(4)仙ヶ滝→(小根山林道)→(10)高戸谷山登山口→(25)尾根→(18)高戸谷山頂→(14)石祠(大天狗)→(11)作業道→(6)小根山林道→(14)駐車場(11:55)
  歩行トータル時間:1時間42分(登山口から1時間14分)、駐車場:5台程度、登山口近く路側3台程度(無料)仙ヶ滝にWC有り、三角点:ニ等「高戸谷」

  仙ヶ滝:九十九川の上流にある、高さ15mの滝。松井田落城のとき、城主の娘お仙が身を投じたという伝説から名付けられた。新緑や紅葉の頃が見頃。

  【御殿山】
  47義士駐車場(12:26,12:48)←(9,13)→御殿山頂
  歩行トータル時間:22分、駐車場:47義士駐車場7台(無料)WCなし

【 メ ン バ ー 】
単       独


  【高戸谷山】
  小根山林道の退避所に駐車する事もできたが、可能な限り避けるべきである。今回は登山口から多少遠くなるが、仙ヶ滝のための松井田町の駐車場があったので駐車した。ここから、まず仙ヶ滝に立寄った。滝は良く整備されているのと、小振りだがなかなか趣のある滝である。
  ここから小根山林道を進んで、登山口を捜す。新しい作業道が山側に進入している所に、手作りの標識に『高戸谷山登山口』と書かれている。この作業道は、勾配がきつい上に砕石を敷いて間もないことから、滑りやすく歩き難いこと甚だしい。ふと道脇を見ると十二単と稚児百合(写真)が可憐に咲いている。
  しばらく歩くと作業小屋が道脇に立っている。小屋を通り過ぎ少し進むと道が二股に分かれる。さてどっちに行くのだろうかと悩む。真直ぐに進む道の方が古そうである事から、直進する。2〜3分進むと作業道はなくなる。ここで周囲を見渡すと、前方に赤のテープが巻きついている。ここから尾根に取り付くことになる。
  尾根に登ると、テープが沢山付いていて全く問題がない。途中、岩場の部分を立木を支えに乗り切ると、伐採した跡の広々とした斜面にでる。ここを登りつめると頂上に続く尾根にでる。頂上の手前に二等三角点があり、近くに山つつじが満開であった。
  山頂には御岳大神の石碑が立っている。しかし樹木で見とおしがきかず、また薄暗く感じるので、取り付いた尾根の方に戻り休憩することにした。帰りは、頂上から南東側の痩せ尾根を通って下ることにする。
  こちらの痩せ尾根にもテープが巻かれていて全く問題ない。途中、大天狗と彫られた石祠があり、丁度中間位の位置関係と思われる。さらにぐんぐん下っていくと、作業道らしい少し広い道に出る。ここまでくれば、小根山林道まであとわずかであった。
  小根山林道にでたあとは、駐車場まできた道を引き返すが、途中道脇の木でとぐろをまく蛇を見かけてしまう。かなり大きい蛇で逃げる気配も見せず、こちらを睨んでいてあまり気持ちの良いものではなかった。  
  【御殿山】
  先日でかけた元助義士像、実はその先に進むと御殿(岩戸)山頂に行ける事を知ったので、再チャレンジすることにした。義士像から急な登りを進むと立派な石像が有り、ここで180°方向を変え登って行くが、あまり歩かれていないようで枝が煩わしい。頂きらしい所に山名板が2枚付いていた。頂きは丁度義士像の真上のようであった。 

ル ー ト 上 の 風 景


  ジュウニヒトエ(十二単) シソ科 学名:Ajuga nipponensis 花期:春
  田舎道やよく下刈りされた林の中に生える多年草です。花が咲いた様子を、十二単に見立てた命名です。シソ科キランソウ属ですので、 キランソウに似ています。セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)とは、非常によく似ています。
               ***Botanical Garden から転載***

  

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