平成16年5月2日(日) 曇 
新里サクラソウ自生地・嶺公園

【 ル ー ト 】

  【サクラソウ自生地】 駐車場←(3,3)→群落地

  【嶺 公 園】 公園一周

【 メ ン バ ー 】
単       独


【サクラソウ自生地】 新里村のサクラソウ(写真)は、主に標高450m付近の鏑木川上流やその支流に自生しており、毎年4月下旬から5月中旬にかけて見ごろを迎え、村内外から多数の見学者が訪れ人々の目を楽しませてくれます。村では、昭和51年9月に赤城山、板橋地区3カ所の自生地を天然記念物に、昭和58年には村の花に指定しました。さらに平成8年3月には、村指定のうちの赤城山字舟原地区約1,600mの自生地が県の天然記念物に指定されました。そのほかに二輪草(写真)も咲いていました。 

【嶺 公 園】  国道353号沿線に位置する公園。水の広場、憩いの森、菖蒲園、湿性花園、冒険の森、大堤沼。春には水芭蕉や桜が咲き、夏には子供の水遊び、秋には紅葉の沼辺を散策、四季おりおりに楽しめる。今回、水がしみ出ている湿った林層の下に、宝鐸草(写真)が見られました。


  サクラソウ(桜草) サクラソウ科 学名:Primula sieboldii 別名:ニホンサクラソウ(日本桜草) 花期:春
  サクラソウは、サクラソウ科の多年草です。花弁は紅紫色で5つに裂け、さらにその一つの花弁の中央に浅い切り込みが入っています。雄しべは5個で、雌しべは1個あり、株によって長いものと短いものがあります。花は何段かに輪生します。日本原産の桜草ですが,自生地はだんだん減ってきているそうです。

  ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科 学名:Anemone flaccida 別名:ガショウソウ 花期:春
  山麓の林の縁や林の中,竹林,土手などに生える多年草です。根生葉は 3 全裂し側裂片は更に深く 2 裂します。柄のない茎葉は 3 枚輪生します。茎葉の間から普通 2 本の長い柄を出し,先端に直径 2 センチくらいの白い花をつけます。

  ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科 学名:Disporum sessile 花期:晩春
  アマドコロやナルコユリ(鳴子百合)に似た花がつきます。5 月中旬に山麓の林の中に群生しています。宝鐸というのは,お寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴(風鐸)のことです。

               ***Botanical Garden から転載***


  

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