平成16年3月20日(土) 曇のち雪 
黒斑山 2414m

【 ル ー ト 】

  車坂峠登山口(9:40,13:24)←(59,34)→シェルター←(-,-)→槍ヶ鞘←(11,9)→トーミの頭←(12,9)→黒斑山頂

  歩行トータル時間:2時間14分、群馬の山歩き130選:3時間10分、駐車場:高峰高原ホテル前40台程度(無料)WC有り→冬は閉鎖注意

【 メ ン バ ー 】
二人(フー、ナカピー)


今年二度目のナカピーとの山歩きである。今回は前々から話の出ていた黒斑山に出かけることにした。車坂峠に9時集合という事で、朝(5時半)必死の思いで起き出すが、前夜の飲み会の後遺症で二日酔いと寝不足という二重の最悪コンディションである。

6時に家を車で出発、天気は曇である。国道18号にで軽井沢方向に向うが、群馬県内からは雲で浅間山が見えず、これからの山行がどうなる事になるか不安が過ぎる。しかし、長野側の軽井沢に入ると浅間山がクッキリと見えている。県境の尾根付近に雲が有ったのであろう。

7時10分頃には小諸市から高峰高原に向う道に入ると、ナカピーから渋滞で遅れること携帯メールがある。高峰高原に向う道は、「熟年夫婦の山日記」のつかさんの情報通り、路面も問題なく8時少し前に車坂峠の高峰高原ホテル前の駐車場に到着する。

ナカピーがどの位で到着できるのか分からないが、取り合えず待つことにする。この間、ホテルの奥にある屋外トイレに出かけると閉鎖されてた。仕方ないのでホテルのトイレを利用させていただいた。約1時間半待ったがナカピーが着かないので、先に出発することにする。

9時40分登山口を出発し表コースを歩き始める。同コースは過去に2度歩いているが無雪期であり、趣きがかなり異なり初めてのコースのよう感じる。車坂山当りからは、四阿山や白根山が、また、高峰山・水の塔山・籠ノ登山・三方ヶ峰がクッキリと見える。

樹林帯の中、車坂山から一度鞍部に下り再度登り返す。途中、一休憩には丁度良いガレ場を過ぎしばらく登ると避難小屋に到着する。この避難小屋は独特の構造をしており、火山に対するシェルターである事が判る。このシェルターから一登りで槍ヶ鞘に着く、トーミの頭と牙(キハ゛ツ)山の間に浅間山が姿を現した。

あと少しである。雪のほとんど積もっていないトーミの頭へ登りを進み、岩場の頭に着く。ここは冷たい風が吹きぬけており非常に寒い。真正面の浅間山・黒斑山を含む外輪山を撮影し、そのまま黒斑山に向う。比較的緩い登りを山頂目指し歩を進める。火山監視カメラ地点を過ぎると山頂直ぐである。

山頂に着くと夫婦の方が写真を取っていた。天候も悪化して来ているので、奥さんに記念撮影をお願いし、少し外れた場所で約20分休憩する。このころから雪が本格的に落ちて来るようになった。このため昼食場所をシェルターにしようと引き返す。監視カメラを少し下った所で登ってくるナカピーと出会い、一度山頂に引き返す。

シェルターに戻りナカピーと二人で昼食にすることとした。シェルター内にも雪が吹き込んで来るが、外よりは増しである。夫婦連れが昼食に寄られ、話をしながら楽しく一時を過した。帰りは少し前に出会った人の足跡さえ判らないくらいの降りで、急ぎ下りおりた。

駐車場の車には1〜2cmの雪が積もっていて、また道もかなりの雪が積り帰りの心配であった。帰りは特に問題なく下ってきたが、なかなかナカピ−の車が来ないので駐車して待つ、かなりハンドルがとられ苦労して下って来たようである。R18号に出る手前で再開を約し別れた。


ル ー ト 上 の 風 景


  

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