平成16年4月17日(土) 快晴
茂来山・十石峠・天望山
1718m/1365m/1471m
【 ル ー ト 】
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【茂来山(モライサン)】 茂来山コブ太郎:林野庁が次世代への遺産として残すべき国有林内の代表的な巨樹・巨木を「森の巨人たち百選」として発表した。これに選ばれたトチノキで、樹高22m・胸高直径169cm・幹周531cm・樹齢推定250歳 【十石峠】 【天望山(テンボウサン)】 |
【 メ ン バ ー 】 |
単 独 |
【茂来山】 国道254号の内山トンネルを通り長野県に入り、佐久市から国道141号を南下する。佐久町で国道299号を十石峠方向に進む。平川原橋を目標に進むと茂来山の標識が出ており、苦にすることもなかった。この標識で右折し、細い林道を進むが途中まで舗装されている。ダートになるとすぐに鉱山になり埃っぽい、ここを過ぎると沢沿いを進む道となり、広い空地に到着、すでに一台車が停まっていた。 ここに駐車して歩き始めると、すぐに林道塞ぐゲートに辿り着く。ここには作業小屋と駐車スペースがある。ゲート越え林道をそのまま10分ほど進むと茂来山登山口となる。ここから一度沢を渡り、ヒノキ林で沢が脇を流れる気持ちの良い道を登っていく。ここも道幅が広く、昔の馬車道(6尺)の跡でないかと思える。 20分位で前方に大きな木が見えて来る。これが茂来山コブ太郎(写真)と銘々されたトチノキである。木の前面はステージ・ベンチが整備され、休憩するには絶好ポイントであり、癒し効果もあるように感じる。ここから5分も進まないうちに道脇にまたまた大きなトチノキが現れる。こちらの方が大きいような気がするが、しかしゴツゴツした瘤がなくスラットした姿勢が百選に評価されなかったのかも知れない。 大きなトチノキを過ぎると林層も異なり原生林帯となる。そしてここからがこの山の最難関の急勾配の登りでとなった。所々にまだ消えず残っている積雪を避けながら、栗石程度の岩が堆積している斜面をジグザグに登って行く。行きがきれ苦しい登りである。この中間位のヶ所で帽子を拾得する。汚れも無く濡れてもいないので先行している方が落した物と考え山頂まで持って行くことにした。 苦しい原生林帯を登りきると槇沢登山口への分岐にでた。ここから茂来山頂は一登りである。少し重く感じる足を引きずるように前に踏込み前進する。ゴツゴツした岩が見え、登るとそこが山頂である。山頂には、三角点・浩宮登頂記念碑・新旧2つの石祠が並んでいた。この日は快晴であるが春霞で、遠方は薄っすらとしか見えず残念である。比較的に見えたのは北八ヶ岳であった。 山頂の一段下がった所に広いスペースがあり、夫婦の登山者が休憩していたので帽子の件で声を掛けると、まさしく奥さんが落とされた物であった。わたしもこの広場でしばらく休憩し、このあとどうするか地図を見ながら検討する。結果十石峠を越え途中天望山に立寄り、上野村に出て湯の丸トンネルを通り帰ることにする。茂来山を一気に下り十石峠に向かう。 【天望山】 |