平成15年2月23日(日) 晴
黒檜山(赤城) 1828m

【 ル ー ト 】

  黒檜山北登山口(8:10)→猫岩→分岐→(63)黒檜山頂→駒ヶ岳分岐→御黒檜大神石碑→花見ヶ原分岐→(36)駒ヶ岳山頂→花見ヶ原分岐→御黒檜大神石碑→駒ヶ岳分岐→(49)黒檜山頂→(4)展望所→(6)黒檜山頂→駒ヶ岳分岐→猫岩→(43)北登山口(13:30)            トータル:3時間21分(積雪)、群馬の山歩き130選:5時間(無雪期)、駐車場:登山口路肩7台(積雪)、三角点:三等「黒桧山」

【 メ ン バ ー 】
二人 ( フー ・ ナカピー )

  今日は、曇り気味だが雨ないし雪は無いとの天気予報を信じ、山に出かけることにした。場所は最後まで迷ったが、赤城山全景が良く見えていたので歩くには大丈夫と判断し、赤城の最高峰黒檜山と駒ヶ岳の縦走とした。

  荒山・鍋割山の登山口の箕輪を過ぎると路面が凍結している。前日夜、少し雪ないし雨が降った様である。スピードをださずゆっくり登っていくにつれ、スタットレスタイヤの効果が感じられた。

  黒檜山北登山口の路側駐車場に駐車する。既に2台駐車してあった。準備をして登り始めるが、雪が寒いためかサラサラして滑りやすいことと、結構急登のため登り難く、かなり足腰に応えるので、少し勾配が緩くなった場所で軽アイゼンを装着した。しかし、それでも滑りやすい、やはり10歯以上のアイゼンでないときつい登りである。

  途中猫岩を過ぎるが、ますます急になる。先行の4人組に追いつく、メンバーの1人が定年退職の記念の登山のようである。追い越しそして苦い登りを進む。さらに単独の男性を追い越し、少し進むと、駒ヶ岳ヘの分岐に出る。黒檜山頂は直ぐである。少し駆け足するように山頂に向う。

  山頂には初老の男性が一人休憩していた。山頂から期待していなかった栃木県境および日光側の山々良く見えラッキーである。また天気も晴れわたり、最高の山日和となった。次々と登ってくるので、一足早く駒ヶ岳に向うこととした。

  分岐に戻り、黒檜大神を過ぎると、今度は花見ヶ原への分岐である。ここから標高差220m程度下降するが、鞍部は積雪が多かったが、先人の足跡を辿り駒ヶ岳まで思ったより早く着いた。するとどうだろう、そこに山仲間のナカピーが居るではないか。

  ナカピーは、私とは逆ルートで登ってきていた。また、登る直前にメールも入れたらしい。それにしても山中で会うとは天文学的な確率かもしれない。ナカピーは、これから黒檜山へ向うので、私も黒檜山に引返すこととした。

  取り合えず、ナカピーが先に向い、私は一休みした後向う。鞍部から登り返しするが、これがかなりキツイ、疲れも溜まっている。足も重く、休み休み登るが結局ナカピーには追着かず、黒檜大神で合流した。休憩した後、黒檜山頂に向うと山頂には4人休憩していた。

  それにしても良い天気である。山頂で昼食とし、二人でいろいろと話合いながら一時間程度過ごした。少し離れた展望所に向うが、ここからはさらに山々が良く見え感動である。これだから山登りは止められない。

  感動のひと時を過ごした後、二人で北登山口に下るが、これが以外と長く、滑りやすい難儀な下りであった。下りきると路面は融けきっており、中邨さんを乗せ大洞の駐車場に立ち寄る。そして帰途に着いた。


ル ー ト 上 の 風 景


  

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