平成15年4月13日(土) 晴
二子山 1166m

【 ル ー ト 】

  下駐車場(8:03)→R299→(14)民宿登人→西岳(下)登山口→(35)股峠→(30)東岳→(15)股峠→(35)西岳(三等三角点)→魚尾道峠→(107)西岳(上)登山口→R299→(10)西岳(下)登山口(14:30)⇒(車)⇒下駐車場                                    トータル:3時間52分、群馬の山登り130選:4時間20分、駐車場:登り口林道路肩7台WCあり、三角点:三等「二子山」

【 メ ン バ ー 】
二人 ( フー ・ ナカピー )


  寝坊で家をぎりぎりの出発となった。民宿「登人」には8時10分前に着いたが、はて駐車場がどこか判らない。下の駐車場に行ってみると一台渓流釣りの方が止めていたので、その隣に駐車し、8時過ぎに歩き始める。林道の入り口で8時40分まで待つがナカピーが現れないので、登り口に向かう。

  登山口に駐車場スペースがあり、ナカピーの車も駐車されていた。後で聞くと7時30分頃には既に到着していたとのことであった。急ぎ登山口に取りつく、初めから急登であり、先が思いやられる展開である。取りあえずナカピーに追いつくことを考え、ほとんどペース無視の歩きである。

  股峠の直下ではカタクリの花が咲き誇っていて、一瞬疲れを忘れさせた。股峠ではナカピーが休憩していた。10分ほど早く到着したらしい。取りあえず再会を喜び合う。ここで10分ほど休憩させてもらい、ザックを峠に置いてカメラのみを持って東岳往復を行うことにする。

  ザックを背負わないと、なんて身体が軽いことか、1箇所あるロープ備え付け場所で、先行する5人グループを抜くと、第一ピークはすぐである。ピークから東岳山頂はまだ岩稜尾根を歩いて、さらにひと登りする所にある。岩稜歩きであるがそれほど難しい箇所もないまま山頂に着く。

  山頂には2人連れが2組休んでいた。2組ともすぐに立ち去ったので、しばらく2人の貸切状態である。両神山は雲がかかっているが、雲取山等の長野との県境の山々はよく見えた。また西上州の御荷鉾山塊は手に取るように見える。これから向かう西岳はローソク岩の影に隠れているが、ローソク岩は見事に切り立った岩である。記念撮影して引き返す。

  途中新たな団体さんがロープ箇所に新たにザイルを張っていた。そこをすり抜け、一挙に股峠に下った。股峠で一休憩後、迂回コースで西岳を目指す。東岳での団体さんを再度追い越し岩場の登りを進むが、あっという間に西岳山頂に到着する。記念撮影をして、昼食休憩場所を確保する。ここでいつもの調理に入る。

  ローソク岩ではロッククライミングをしているグループがあった。1時間程度のんびりした後、西岩稜尾根を進み、魚尾道峠経由で帰ることにする。しかし、前方を20人位の旅行社主催のツアークループが覚束ない足取りで先行していて、一向に進まない。また道を譲る気も無いマナーの悪さである。

  やっと中間部のピークで休憩したので、ようやく抜き去ったが、そのときも「急行、急行」といわれ気分が悪い。よほど「あなた方のために各駅停車の鈍行だ」と云ってやりたかった。

  岩稜の最後の場所からは、山頂部が無残に削り取られた叶山が望めた。岩稜の最後は垂直の岩場をクサリで下降し、送電線方面に向かう。途中、伐採中の場所で道を間違ったが、何とか国道まで降りられた。


ル ー ト 上 の 風 景


  

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