平成14年10月27日(日) 晴のち曇

釈迦ヶ岳・鶏頂山 1795m/1765m

【 コ ー ス 】

  西口登山道入口(7:40)→スキー場最上部→(40)大沼分岐→(10)弁天沼→(18)鶏頂・釈迦分岐→御岳(みたけ)山頂→(45)釈迦ヶ岳山頂→(14)中岳山頂→(24)釈迦ヶ岳→鶏頂・釈迦分岐→(61)鶏頂山頂→鶏頂・釈迦分岐→弁天沼→(33)スキー場最上部→(26)西口登山道入口(14:19)
  トータル:4時間31分、駐車場:西口登山口駐車場20台(無料)、三角点:一等本点「高原山」

【 メ ン バ ー 】

単      独


  冬の便りも聞こえるほどの秋深まりの中、本格的な山歩きは1ヶ月以上ぶりとなった。

  高原山の主峰は釈迦ヶ岳と鶏頂山である。駐車場に着くと既に2台の車がいる。目の前に西口登山道入口が、鳥居と立派な狛犬を鎮座させて私をまっていた。準備後鳥居から歩き始める。

  静かな落葉松の樹林帯の中の道で、風が吹くと雪のようにパラパラ枯葉が降ってきて風情のある道である。樹林帯の道を抜けるとスキー場の林間コースの歩きとなったが、RV車が下ってきたのには正直ビックリした。

  林間コースの最上端から、また落葉樹林のゆるやかで静かなコースとなる。弁天池は思ってたより小さな池で、鶏頂山荘コースからの方々が先着し休憩していた。

  ここからは、本格的で急な登りとなる。喘ぎながら暫く登るうちに、鶏頂山への分岐にでる。鶏頂山へは見向きもせず、主目的である高原山主峰の釈迦ヶ岳を先に目指す。

  笹の背丈が高くなり、さらに露を含んでいるのでズボンが濡れて冷たい、今日はまだ誰も歩いていないようだ。途中、弁天沼への分岐や明神岳への分岐を過ぎ、チョッとしたピークである御岳(ミタケ)に着く。山頂には表示板等なにもなく、知らない人は通り過ぎるだけであろう。

  ここから一度小さく下るが、一番の鞍部が剣ヶ峰・大間々学校平への分岐であった。ここからが最後の急な登りであり、休み休み喘ぎながら重い足腰を奮い立たせ進むと、広々とした釈迦ヶ岳山頂に到着する。

  そして山頂には誰も居らず、私一人が頂きを独占しながら、ビールでこの充実感に乾杯する。頂には、社と釈迦如来像が安置されているとともに、一等三角点もあり、これらはしばらくの間、私が一人占めであった。

  しばらくすると数組が次々と山頂に登ってきたので、西平岳・中岳に行って見ることとする。一度下りきったあと再度登ることになる。中岳への登り返しは、岩場であり歩きにくいが、何とか中岳に到着する。

  山頂は、標識が木に架けてあるだけである。その先はさらに足場が悪く歩きにくい事から、ここで西平岳は断念し引返すこととした。

  再登の釈迦山頂は、さらに混雑していたので一休みのみで鶏頂山に向かう。途中足がつりそうな状態となるがそのまま歩きつづける。

  このような状態の歩きの中、鶏頂山への分岐を見逃し気が付いたら、既に鶏頂山の山頂近くまで来ていた。ここまで気づかないとは阿呆な話である。

  鶏頂山頂はまだまだ混雑していたが、ベンチを確保することができた。ここで昼食と、コーヒーブレイクも含め、ゆっくり休憩する。

  帰りは、太腿の筋肉が痛みだし一時どうなるか心配であったが、一気に西口登山道入口まで下った。

  なお、山頂からは那須岳・日留賀岳等の展望が開けていたが、地図を忘れ出かけたため、はっきり同定出来きなかった。


ル ー ト 上 の 風 景


  

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