平成14年11月17日(日) 曇

薬師岳・地蔵岳・夕日岳

 1420m/1483m/1526m

【 コ ー ス 】

  細尾峠下(8:00)→(5)→細尾峠(登山口)→(31)→薬師肩→(4)→薬師岳山頂(三等三角点)→(3)→薬師肩→(5)→不動尊像→(45)→三ツ目→(12)→地蔵岳山頂(地蔵尊像)→(11)→三ツ目→(5)→中岩→(8)→夕日岳山頂(二等三角点)→(11)→三ツ目→(37)→不動尊→(7)→薬師肩→(23)→細尾峠→(9)→細尾峠下(13:00)
  トータル:3時間36分、東京周辺の山350:5時間、駐車場:登山口路肩5台(無料)、三角点:三等「石沢(薬師岳)」・二等「河原小屋(夕日岳)」

【 メ ン バ ー 】

単      独


  前日と打って変わり天気がいまいちであるが、雨でないことを善しとし、出かけることとした。渡良瀬川沿いは、紅葉にはすでに遅かったが、くすんだ葉の色は重厚感があり、紅葉の最後を飾っていた。

  細尾峠には、R122号の日足トンネルの手前より旧道に入るが、標識もあり分かりやすい。旧道は舗装されそれほど荒れてもなく一安心である。

  細尾峠には5台狩猟の車が停まっていたので、少し日光側に下った所の残地スペースに駐車し、軽い朝食を摂った後、8時に歩き始める。

  この日は全山霧氷に覆われて、白い紅葉のようで素晴らしい。峠からはこの霧氷の回廊の中をひたすら登るのである。このころは、まだ一部陽が射していて、霧氷がキラキラ光りファンタステック世界を創りだしてくれた。

  また、陽が当たった所は霧氷が溶け出し水滴が降ってくる。さらに風が吹くと氷結晶も降ってきて(落ちてきて?)、幻想的な世界を創っている。あることを除いては、それは最後に記載する。

  このような環境の中をしばらく登ると、薬師肩に到着する。ここから薬師岳は一登りである。薬師岳山頂は天気さえ良ければ男体山が正面に見えるはずであったが生憎雲に覆われている。

  ここから薬師肩に引き返し三ツ目を目指す。アップダウンがしばらくの間続く、途中道の傍らに不動尊像と石祠が並んで安置されていて、この道がかつて修験道である面影を残している。

  三ツ目は名のとおり三方への分岐点である。先に地蔵岳に行く事とする。小さなアップダウンを繰り返すと広々とした地蔵岳山頂に到着する。頂上には石祠の中に柔和な顔の地蔵尊が安置されていて、これが山名の由来と思われる。

  山頂でビールによりのどを潤し、一休憩後三ツ目まで引返す。三ツ目から夕日岳へ向かうが一度かなり下った後登り返すルートとなっていた。途中、中岩という露岩部を過ぎ、最後の急登をあえぎながら登ると夕日岳山頂である。

  頂上は、二段の平場で結構広いスペースとなっていた。また、このころは靄がひどくなり何も見えないのが残念であった。ここで、コーヒーブレイクと昼食をとる。

  晴れそうにもなく、ひどく寒いこと、天気もいくぶん悪くなってきているように思えるので、速やかに来た道を引き返した。

  この日、6〜7人が狩猟で入っていた。猟銃音も10発程度聞こえた。また猟犬とも2匹遭遇。こんなハイキングコース付近で猟をして良いのだろうか疑問だ。また地蔵岳山頂には古いが鳥獣保護区の標識を見かけたが狩猟はよいのであろうか?


ル ー ト 上 の 風 景


  

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