平成14年11月10日(日) 晴

帳付山・大山 1619m/1540m

【 コ ー ス 】

  天丸橋(6:50)→(天丸沢)→(64)尾根→(10)倉門山頂→(県境尾根)→(7)帳付・天丸山分岐→(12)馬道のコル→(57)帳付山頂→(50)馬道のコル→(17)帳・天分岐→倉門山→(14)尾根→(14)大山山頂→(32)天丸・大山分岐→(24)天丸橋(14:13)
  トータル:5時間1分、駐車場:天丸橋付近路肩5台(無料)

【 メ ン バ ー 】

単      独


  初雪のあった前日とはうって変わり、穏やかな山日和となった。4時起床でまだ暗い4時半は自宅を出発。登り口の天丸橋には6時40分頃到着する。昨年来たときの広い敷地は、残土置き場に変わっていた。

  6時50分に沢筋に沿って歩き始める。二度目のコースで知っているように思えたが記憶はかなり曖昧なものであった。滝上の沢のところで尾根に上がるためにコースがそれるが、この辺は余り変化がないように思える。

  この先ジグザクに斜面を進む苦しい登りである。ここを登り切ると緩斜面となる。そして水場の沢がある。しばらく斜面を進むと大山への分岐となる。今回の第一の目的が帳付山であることから直進する。…が、先はどこが道がわからないが、尾根が見えているので最短を突き進む。

  この尾根から上州・武蔵国境の倉門山をめざすがこの登りが以外と手強い急登である。倉門山は樹幹の中で、幹本に置かれている標識がなければ通りすぎてしまう所である。(前回は判らなかった)

  ここからが国境尾根である。背の低い笹藪の中の道である。結構下ると天丸山と帳付山への分岐でる。帳付山方向に進むが、すぐに急な岩場の下りで、その後はさらに背の高い笹藪を進んだ終端が、馬道のコルであった。

  道が上州側と武蔵側に伸びている。ここから帳付山への本格的な登りとなる。幾多の人が道に迷い苦労した道である。しかし、すでに先を歩いている人がいるようでありがたかった。

  道は思っていたほどわかり難くはなかった。特に最近設置されたと思える白い紐は目印になり、数カ所指導標もあり「西上州の秘峰」も秘峰から脱却しはじめているように思えた。ただ、帰るときは間違いやすいのではないかと感じながら登った。

  数カ所の岩場も問題なくクリアーし、帳付山頂の一つ手間の岩場のピークから、帳付の黒々ドッシリとした雄姿が、遠くに浅間や妙義・榛名・赤城等が見える。

  一休憩後、帳付本体をめざすが樹林帯の登りを進むと帳付山の標識が樹幹に貼り付けていた。山頂は見通しがほとんどないが西側が開けている。…が先行した夫婦連れが休憩しているので、情報交換等の話しを少しして、私はすぐに引き返すことにした。

  帳付の一つ手前の岩場ピークに引き返し、ビールで喉を潤した。ここからは来た道を急ぎ引き返し、尾根まで戻り、大山に向かう。

  狭い所もあるが岩場としては初級程度の登りである。大山は頂上からの展望がすこぶる良好で「絶景かな」である。特に、大ナゲシ・赤岩岳・両神山が手に取るように良く見える。この日は日が照りポカポカしたなか、ラーメンを煮ながら満足の昼食となった。

  1時間ほどのんびりした後、同じ道を天丸橋まで引き返した。


ル ー ト 上 の 風 景


  

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