平成14年7月21日(日) 曇時々晴
物見山・鬼怒沼山・鬼怒沼
2113m/2141m/2000m
【 コ ー ス 】 |
大清水(1,180m)(7:03,15:02)←→(根羽沢林道)←(23,40)→登山口←(13,-)→湯沢←(82,70)→物見山頂(毘沙門山)←(42,18)→鬼怒沼山頂←(22,5)→鬼怒沼(一周:35) |
【 メ ン バ ー 】 |
単 独 |
尾瀬沼への入口である大清水から、奥日光の鬼怒沼まで日帰り山行である。 7時に大清水の駐車場を出発し、根羽沢沿いの林道を進む。旧根羽沢金鉱山の手前を左側に入り、支沢の湯沢沿いに進入する。思っていたより道も判り易い。10数分歩き湯沢を渡河し、少し沢の下流側に戻るように進むと、急な階段工が整備された登りになる。 ここから物見山まではほとんどが登りで、途中、ピラミダルな形の四郎岳が長い裾野を展ばしているのが見える。中間地点付近で、鬼怒沼側から下ってくる3組5人と出会った。ほとんど歩く人もいないのでは無いかと思っていたのでビックリした。 物見山頂の少し手前の場所で躓き、右手を付いた拍子に、細い切り枝で人指し指の付け根を刺してしまった。ドクドクと血が噴き出し、手首を締付けるが血が止まらない。この為傷口の直下を20分くらい強く押え付け、何とか止血する事に成功する。ここで帰るか進むか判断に迷ったが、取りあえず物見山頂まで登って様子を見ることにした。 物見山頂に到着するが、傷口からは再度血が吹きだすこともなく、何とか歩けそうなのでこのままに進むことにした。物見山頂は、樹林に囲まれ展望もきかない。また、別名毘沙門山と呼ばれるみたいなので、毘沙門天に関わる何かあるのか探して見たが、それらしき物は何もなかった。 物見から緩い下りを進むと鬼怒沼への分岐にたどり着く。分岐から沼側へは木道が伸びているのを見ながら、鬼怒沼山に向かうがゆるやかな登りである。途中山頂に向って少しの距離急登となり、登りきると笹に覆われた山頂であった。 鬼怒沼山頂上は、笹を1.5m四方を刈り払った狭く見通しも悪く、あまり登られていないのではないかと思われた。記念撮影し一息着いた後、鬼怒沼に向かった。 鬼怒沼は思っていたより範囲が狭かったが、沼が点在、キンコウカ・トキソウ・ワタスゲ・モウセンゴケ等、・・・色々な花が咲いており嬉しくなった。また、湿原からは今登ってきた鬼怒沼山がお椀を被せた形を見せ、日光の太郎山はドッシリと自己主張するように雄大に構えている。 沼で昼食をとり、ゆっくりノンビリした後、来た道を引返す。下って見てはじめて気が付くが登って来た道が意外に急登が連続していたことに気付き、よくこんな急な登りをく歩いたなと、つくづく思えた。 |