平成14年7月13日(土) 快晴

魚沼駒ヶ岳  2003m

【 コ ー ス 】

  枝折峠(6:13,14:23)←(21,21)→明神宮←→明神峠←(46,32)→道行山分岐←(35,30)→小倉山頂(三等三角点)←(33,52)→百草の池←→前駒←(44)→駒の小屋←→中ノ岳分岐←(18,17)→駒ヶ岳山頂(一等三角点)
  トータル:5時間49分、山と高原地図15:8時間35分、駐車場:枝折峠口30台(無料)WCあり、三角点:三等「小倉(小倉山)」・一等補点「越駒ヶ岳(駒ヶ岳)」

【 メ ン バ ー 】

二人(フー・セキヤン)


  今回はセキヤンの車で初めての遠出となる。午前3時に渋川で落ち合い、二人で出発し、6時頃に目的地の枝折峠に到着する。既に駐車場は満杯で路肩に駐車することになった。準備して早々に出発する。

  明神峠めがけ急登の登りを進むが、まだまだ足腰は軽い。峠には明神宮が祀られている。明神峠から道行山分岐まで急な登りはないが、緩やかで距離の長いアップダウン続く。

  セキヤンは運動不足で少々辛いようである。ただ、魚沼駒ヶ岳は近付くに連れて迫力が増してくるのと、天気が良く周辺の山々も良く見えることが救いである。かなり蒸し暑い、水の減りが激しい。

  小倉山頂は展望の頂であるとともに、駒ノ湯温泉ルートとの合流点でもある。ここで休憩するが、既に降ってくる人も見受けられ、駒ノ小屋に宿泊していた人であろう。ここからの登りが正念場である。

  百草の池を過ぎると急な登りとなってくる。セキヤンが苦しいようであるが、行けるところまで行こうということで、それぞれが自分のペースで進むことにする。前駒の手前はクサリ場もある岩場であるが、特に問題となるようなルートではない。

  前駒を過ぎると駒ノ小屋が見えてくる。もう直ぐである。水が流れてくる道を登り詰めるとそこが駒ノ小屋であった。沢筋から雪解け水を引いており、冷たくて円やかで旨い水である。

  ザックを小屋の広場に置き、駒ヶ岳頂上を目ざす。ハードな登りであるが、ザックが無い分足が軽やかである。登りの最後である雪渓を登り詰め、分岐を左に進むと中ノ岳へ、分岐を右に2分程度進むと駒ヶ岳頂上であった。

  360度の展望が素晴らしく、荒沢岳、中ノ岳、兎岳、利根川の分水嶺、巻機山、そして目の前に八海山の岩峰が大迫力である。遠方は霞んでおり、うまくいくと日本海も見えるらしいが残念である。

  景観を楽しんだ後、駒ノ小屋まで下り昼食とする。ここで50分程度休憩し、水を補給し同じルートを枝折峠まで降るが、考えていたより行程が長い感じがする。道行山分岐では、50mの登りで頂上に行けるが登る元気はない。一息つき一気に枝折峠まで降った。

  路上には片側に車がずらりと駐車されており、百名山らしく人気の高さを物語っていた。

  遠景からの駒ヶ岳は、雪渓がかなり残り、ドッシリとした山体を見せ風格のある山である。深田が百名山にしたことが理解できた。


ル ー ト 上 の 風 景


  

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