平成14年9月20日(金) 快晴

中ノ岳  2085m

【 コ ー ス 】

  十字峡登山口(5:23,16:15)←(28,-)→1合←(21,-)→水場分岐←(15,-)→2合←→千本松原←(46,95)→3・4合←(22,-)→日向山頂(5合、ロボット)←→生姜畑←(17,37)→6合←(31,-)→小天上(1700m,7合)←(23,-)→8合←(51,16)→池ノ段(9合)←(16,14)→中ノ岳山頂(南峰,三等三角点)←(4,10)→中ノ岳北峰山頂(避難小屋)
  トータル:7時間26分、山と高原地図15:10時間30分、駐車場:十字峡登山センター10台(無料)WCあり、三角点:三等「中ノ岳」

【 メ ン バ ー 】

単      独


  仕事から帰り数時間の仮眠を取り、午前2時過ぎ家を出発する。出費の事を考え一般道で向うが5時に十字峡の駐車場に着く。準備をして用をたした後、登り始める。

  最初は樹林帯の中の登山道であるが、かなりの急登で先が思いやられる展開である。30分程度登ると「一合」目の石碑があった。「2合」目までの途中に水場への分岐(50m下る)を通り過ぎる。

  「2合」目を越え「千本松原」を通過し、周辺の展望も望めるようになった。千本松原はその昔は松が沢山有ったのかもしれないが、現在は数える程の松しか生えていない。

  「3合・4合」目は、また樹間の中の登りとなる。この辺からかなり足腰に応える登りである。この間2人の登山者と行きあうが、昨日避難小屋泊りの方だろう。樹間が切れ、登りが緩くなると「5合」目でもある『日向山頂』である。

  周辺の山からも見えるロボット雨量観測所は、一登りした頂きにあった。雨量観測施設の実物は、予想に反し大きく立派な建物であった。また同所に三等三角点『日向』もあった。

  日向からは『生姜畑』といわれる池塘と草原化した場所が連続する。また登りとなって「6合」目を通過し、縦走路ピークで「7合」目の『小天上』に到着する。中ノ岳が目の前に圧倒的な雄姿を見せている。その中を登攀路が直線的に伸びている。

  一方、八海山〜中ノ岳へのきびしい縦走路も目の前に見える。ここからは、あと400mの標高差である。・・・がここから大変な登りとなった。ほとんど直の急登のルートで、今までのきびしい登りから、右足がつりそうなる。

  このため、左足に軸足を仕向けるようにしたが、足全体に疲れがでて来て、これ以降休み休みの登りとなった。「8合」目では道脇で5〜10分の仮眠をとり、疲れを癒す始末である。この様状態のため、かなりの時間ロスをすることとなった。

  「9合」目の『池ノ段』には、ようやく這うようにしてたどり着いた.。ここは、兎岳・丹後山方面への分岐でもある。ここから中ノ岳南峰山頂へは、岩場を注意しながら登り到着する。

  山頂には誰もいなかった。早速方位盤で周辺の山の確認する。特異な風貌の八海山、双耳峰に見える燧ケ岳、鋭角に天に突出している荒沢岳等が、また山頂には三等三角点の外に「原三角点」と彫られた石柱もあった。

  昼食を避難小屋でとるため北峰に向う。北峰からは、魚沼駒ヶ岳が手に取るように見え、疲れを忘れさせる。小屋はきれいで、整理されている。ここで昼食を兼ねながら45分間休憩した。

  これからの行動についても検討し、大水上・丹後山経由の縦走は、疲れ・足の具合も考えて中止とし、来た道を引返す事とした。

  ここからの引き返しも最後は、足をひきづるようにしてようやく帰り着く有り様であった。


ル ー ト 上 の 風 景


  

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