平成14年5月12日(日) 晴
温泉ヶ岳 2333m
【 コ ー ス 】 |
金精トンネル駐車場(7:10)→(23)金精峠→(73)温泉ヶ岳(ユゼンガタケ:三等三角点)→温泉平→(72)念仏平避難小屋→(34)念仏平(根名草山道探索断念:49)→避難小屋→(103)温泉平→金精峠→(27)金精トンネル駐車場(14:27) |
【 メ ン バ ー 】 |
単 独 |
根名草山に登るべき金精トンネル駐車場に到着した。少し疲れたこともあり仮眠を取っていると1台夫婦連れが乗り付け準備後、登って行った。 私も追いかけるように準備し登り始めたが、金精峠までの道が、崩落等でかなり荒れているのと、急な登りであることもあり、峠に付くまでにアゴが上がってしまった。 峠には、金精神社の社がRC造りで鎮座していた。反対側には旧社らしき跡があり、火災に遭ったような痕跡も見られ、落雷であろうか?峠を反対側に進むと白根山登り口の菅沼方面に下れようである。 峠から金精山方向と逆側に進むが、直ぐに先行していた夫婦連れを追い越した。しかし道が積雪で判り難くなってしまった。この為、このあとは夫婦連れの2人と行動を共にすることとした。 取りあえず尾根上らしき部分めがけ強行すると、そこがルートであった。以後雪上歩きがほぼ全行程続くことになる。指導標やマーキングを探しながらの、ルートファイテングが主となった。 温泉ヶ岳は、悪戦苦闘の中、何となく着いてしまったという感じである。彼方に根名草・金精・白根山や中禅寺湖が見渡せる。記念撮影後、根名草山を目指して3人で出発する。 温泉ヶ岳からほぼ同じところを下り、念仏平避難小屋を目指す。途中、雪斜面の長いトラバースを超え、緩やかな鞍部へたどり着く、ここから樹林区間を少し登り返した後、急勾配を下りきると、そこが念仏平避難小屋であった。避難小屋は1m位高床式で建てられていたが、積雪でちょうど床は埋まっていた。 ここから念仏平へ向かう、雪原に樹木が立ち枯れた特徴のある風景が長く続く、緩やかな登りが平らになると、そこが念仏平と思われた。根名草山への道は念仏平西側の少し下ったところを通っているはずである。 確かに少し下った所の樹木にマーキングがある。そこをたどると、マーキング等が見当たらなくなった。ここで1時間あまり道を探すこととなったが道が見当らない。根名草山は目の前に見えている。ここに我々の足跡をたどって来た単独行の方がもう一人到着、意見交換の結果、無理をせず昼食後引き返すことにした。 4人がそろって黙々と帰るが、足に疲れがどっときた感じがした。さらに途中の温泉平でもう1人を拾い、5人となって駐車場に帰ってきた。この日は本当に疲れた山歩きであった。 教訓:春先の山はアイゼンを常備する必要あり。 PS:根名草山には、2003年7月27日に再チャレンジしてきました。 ⇒ 記 録 |