平成14年5月25日(土) 曇のち晴

尾瀬ヶ原  1400m

【 コ ー ス 】

  鳩待峠(6:50)→(45)山ノ鼻→(85)東電小屋→(60)三条の滝→(40)温泉小屋→(22)見晴→(65)山ノ鼻→(40)鳩待峠(14:40)
  トータル:5時間57分、群馬の山歩き130選:8時間40分、駐車場:戸倉スキー場駐車場900台(1,000円/日)、シャトルバス:戸倉〜鳩待峠片道900円

【 メ ン バ ー 】

二人(フー、アラン)


  雲取山で知り合い、メールのやりとりを行ってきたニュージーランド人のアランさんに尾瀬を案内することになった。前日の夕方上野駅ホームで落合い、群馬の私の家で仮眠後、明け方4時頃車で出発した。

  尾瀬は前週に山開きしたばかりであるが、かなり沢山の人がすでに駐車場にいた。準備をしたのちスキー場の駐車場から乗合タクシーに乗車し、鳩待峠に向かい20分程度で到着する。

  ここから尾瀬ヶ原に向かうが、山ノ鼻までの沢に沿った道脇には、所々残雪が残っている。また今年は早いのか、沢沿いのあちこちに水芭蕉が咲き乱れており、尾瀬ヶ原の中心部での満開も予感させた。山ノ鼻は素通りして、尾瀬ヶ原の中に踏み入れた。木道を牛首まで進み、分岐で東電小屋方面に進む。

  尾瀬ヶ原湿原では、水芭蕉・立金花・猩々袴等が咲き乱れている。途中、景鶴山・与作岳が綺麗な山肌(岩壁)を見せている。また、ヨッピ川は雪解けで水量が豊富で清冽な流れを見せている。前方には燧ヶ岳が日陰にあたるためか、黒っぽい山体を見せている。

  東電小屋では、コーヒーをいただき一息入れる。ここから三条の滝に向かう。この区間のみが山に来た感じを味わえる山道ルートである。道は、雪解けでかなりグシャグシャで歩き難い。三条の滝は雪解けによる豊富な水量が我々を圧倒する。アランも感激していた。ここで昼食とし、おにぎりとインスタントみそ汁を温め飲みながらお腹を満たす。

  ここからまた尾瀬ヶ原に戻る。途中平滑の滝を望見しながら休憩、温泉小屋ではビールで一息入れた後、見晴まで進める。見晴はハイカーで混雑していた。ここも通り過ぎたが、しばらく歩くとザゼンソウが木道脇にまとまって咲いていた。

  山ノ鼻にむけ尾瀬ヶ原を進むが、前方に至仏山がすそ野を左右に広げ、優雅な山体を見せている。このまま山の鼻・鳩待峠へ急ぎ進み、乗合バスで戸倉に戻った。

  戸倉からの帰りは、南郷の「しゃくなげの湯」に寄り、赤城山をドライブしたのち、新前橋駅でアランと別れた。


ル ー ト 上 の 風 景


  

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