平成13年10月13日(土)

 曇のち晴一時雨

鳥甲山 2038m

【 コ ー ス 】

  狢平登山口(駐車場)(6:40)→万仏岩(1437m)→布岩→(117)白?山頂(三等三角点1944m)→剃刀岩(1908m)→(46)分岐→(5)鳥甲山頂(二等三角点)→赤?ノ頭→(28)赤?ノ肩(1675m)→(58)屋敷山頂手前分岐(1450m)→(63)屋敷→(林道)→(76)狢平登山口(13:51)

【 メ ン バ ー 】

単      独


  前日の21時過ぎに睡眠をとり、本日2時過ぎに起床・準備した後、3時前に家を車で出発した。三国トンネル経由で、塩沢から国道117号へ抜け、秋山郷に向かう。信州秋山郷の切明付近の狢平登山口に到着したのは、6時過ぎであった。

  既に到着しているグループやキャンプしているグループ等が20〜30人程度の方がおられた。すぐに歩く準備をし、6時40分に登山票を提出し出発した。

  ほぼ全行程登りのコースであり、なかなかきびしい山行となった。万仏岩手前では鋼製梯子や鎖場もあり緊張する。また、万仏岩付近からは小雨もパラツキだし、以降合羽を着用しての登りとなり、さらに悪条件がかさなった。

  布岩を越すと笹藪の中に樹木も立つゆるい登りとなり、白?山に到着する。ここは見通しもないため、すぐに通過し最大の難所剃刀岩に向かう。

  剃刀岩は鎖やワイヤーが張られたナイフエッジ箇所で、特に怖いという感覚は無かった。しかし、剃刀岩を過ぎたところに1ヶ所最近崩れたと思われる箇所があり、注意を要した。

  草つきの岩場にコースが変わると、鳥甲と赤?の分岐はもう一登りとなる。分岐からは5分程度で鳥甲山頂に着いた。

  山頂手前で、本日の一番手と思える2人連れとすれ違い、山頂にはほぼ同じく登り始めた中年の方が1人休憩していた。すぐに中年の方も出発するようで、降り口をどうするか話し合い、屋敷に降り林道を歩くことで意見が一致した。中年は直ぐに出発した。

  山頂では、ヨーグルトとカップそばを食し、エネルギー補給する。このころから、天候が回復してきて対岸の苗場山の素晴らしい紅葉が見えだした。20分程の休憩で山頂を後にする。

  赤?ノ頭を進み赤?ノ肩を目指す。下りは結構急であり、道も雨と濡れた落ち葉で非常に滑りやすい悪コンデションであった。やはり下りになると古傷の右足首捻挫が応え、痛みが激しい。

  とにかく降るしかないが、周辺の山々紅葉が見えてきたのが何よりの励みになった。とにかく屋敷山手前の分岐までたどり着く。

  一休み後ここから急降下するが、道があまりよろしくなく歩き難いのと、意外と高低差と距離もあり、非常に疲れる下りとなった。途中落石や雪崩対応の防止壁や誘導壁が設置されていた。難儀しながら林道にようやくたどり着いた。

  ここからは林道を1時間強の歩きがまっている。登山靴での舗装歩きは辛いが何とか狢平の登山口に戻り着いた。

  約7時間の歩行であり強行軍といえた。帰りは奥志賀への抜ける林道を通り、最盛期の紅葉(素晴らしい眺め)をみながら志賀・草津白根を経由し帰った。あ〜しんどい一日であった!



  

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