平成13年10月27日(土) 快晴

至仏山・笠ヶ岳

 2228m/2058m

【 コ ー ス 】

  鳩待峠(6:45)→原見岩→オヤマ沢田代→小至仏山→(90)至仏山頂(二等三角点)→小至仏山→(40)オヤマ沢田代→悪沢岳→(65)笠ヶ岳山頂(三等三角点)→(14)片藤沼→(27)小笠→悪沢岳→(39)オヤマ沢田代→原見岩→(56)鳩待峠(13:48)

【 メ ン バ ー 】

単     独


  10月21日で尾瀬の車規制が終了したこともあり、かねて登りたかった笠ヶ岳に登るべく、鳩待峠まで車で向かった。駐車場は既にかなりの車両が駐車されており、あまり遅いと駐車できないことも考えられる状況であった。

  駐車場からは、7時少し前に歩き始めた。1〜2分で鳩待峠に着き登山道に入る。最初は樹林帯の中をひたすら歩くが、それほどきつい登りに感じずスイスイと云った歩きであった。

  原見岩(見晴岩)付近から、尾瀬ヶ原・燧ヶ岳・景鶴山がよく見えた。既に葉枯れしている。この辺から少し岩場ぽっいルートになり、木道や階段もかなりの区間に設置されていた。

  また、既に冬場対策として柵等は抜かれていた。オヤマ沢田代に入る寸前に笠ヶ岳への分岐らしい箇所があったが、時間も早かったので、注意もせずやり過ごして、通り過ぎた。

  オヤマ沢田代を過ぎると岩場が多くなり、多少危ない箇所もある。また、非常に滑りやすい岩で注意しないと危険である。小至仏山付近で笠ヶ岳への分岐を通り過ぎ、至仏に向かっているとハッキリ気が付いたが、ここで引き返すのも癪であるので、そのまま至仏山に向かった。

  至仏山へは、鳩待から1時間30分程で着いたが、一般的なコース時間のほぼ半分でビックリした。

  頂上には、数団体50人程度が占拠しており、混雑していた。気分的にはゆっくり出来ない状況である。素晴らしい天候にも恵まれたことにより、頂上から尾瀬を含め平ヶ岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳、八海山、谷川岳、浅間山、富士山、武尊山、白根山、皇海山等がパノラマのように展望できた(20数年前に登った時とは印象が大きく異なった)。

  団体が立ち去った後、時間を見計らって山頂から引き返し、本来の目的の笠ヶ岳を目指した。途中、階段設置付近で団体を追い越す。

  笠ヶ岳への分岐から悪沢岳へ向かう。・・・が明確な山頂は不明だった。かなり大きなアップダウンを何度か繰り返すことになる。じめじめした樹林帯の道の部分もあり、足元がかなり汚れた。

  小笠は樹林帯を抜けると目に入ってきたが、帰りに登ることとして本峰に向かう。湯ノ小屋への分岐から笠ヶ岳山頂までは、岩だらけの崩れやすい直登である。登っている途中に米軍機が「アフガン山岳用の低空飛行?」と思える訓練で飛び回っていた。

  山頂はそれほど広くないが、直下に奈良俣ダムが見えるほか、苗場山、浅間の外輪山、八ヶ岳や妙義山も至仏からのパノラマに追加出来た。素晴らしいの一言である。休憩後、団体がこちらに向かってきてることから帰ることにする。

  湯ノ小屋分岐付近で団体と遭遇したが、そのまま片藤沼に向かう。片藤沼は浅いが澄んだ沼であったが、時期もあるのか生物等は見られなかった。ここから分岐へ引き返し、途中通り越した小笠に登る。

  山頂は、ほぼ1〜2名で一杯になるものであった。木杭に「小笠」と標記されていた。ここで昼食にし、カップ麺とおにぎりを頬張る。腹ごしらえ後、鳩待峠まで引き返した。

  鳩待峠にはかなりの方がハイキングで来ていた。駐車場は管理人が張り付き集金していた。1日2500円で、高すぎると思える。林道にもかなりの車が駐車され片側通行となっていた。(問題である)



  

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