平成13年10月4日(木)−5日(金)

晴、雨のち曇

丹後山・大水上山・兎岳

 1809m/1830m/1926m

【 コ ー ス 】

  十字峡登山口(1-5:20,2-11:40)←(47,40)→丹後山登山口←(22,165)→鉄砲平(1合)←(65,-)→カモエダズンネ(941m)←(34,-)→大松(3合目)←(47,-)→ジャコノ峰(1160m)←(40,-)→ジャコ平(1470m)←(48,-)→シシ岩←→9合目(巻機分岐)←(50,-)→丹後山避難小屋(泊)(1-15:43,2-7:00)←(1,1)→丹後山頂(二等三角点)←(17,23)→利根川水源碑←(8,12)→大水上山頂←(12,27)→兎岳山頂(三等三角点)

トータル:11時間9分、山と高原地図:12時間20分

【 メ ン バ ー 】

職場の仲間16名


  利根川の源流である大水上山地域の調査に職場の16名で行った。1日目の朝、2時30分に前橋に集合し、パーテー用の準備した後3時に出発した。関越高速を使い湯沢ICでおり、セブンイレブンで食料と水を補給し、5時過ぎに十字峡に到着した。

  5時20分には林道を歩き始める。6時7分丹後山登山口に到着し急登の登りを歩き始める。最初は私が、かなり抑えた歩きで先頭にたったと思ったが、どうもそれでも早過ぎたらしく、1合目の鉄砲平で皆が付いて来れなかった事から先頭を交代した。普段一人で歩いているので、どうしても速くなってしまう様である。

  1合目で山登りの未経験者がすでにバテ気味であったため、2班に分けて進むことにした。私は、残り9合をゆっくりと登るグループのラストを担当することとした。しかし皆のペースに合わせて登る事は、非常に忍耐がいり疲れた。途中多少早めであったが、紅葉が綺麗であった事が救いである。

  バテ気味の者をなだめすかしながら何とか九合目までたどり着く。ここは越後沢山や小沢岳方面ヘの分岐でもありよく見通せた。ルートは笹に覆われていて微かに道らしき窪みがあるのみである。分岐から丹後山避難小屋には、一登りで平坦な尾根にで、小屋が見えことから足どりも軽くなりすぐに到着した。

  小屋には先行グループの荷物が置かれ、既に利根川の源流である「利根川水源の碑」と大水上山へ出かけていた。我々も軽い昼食を取り、「利根川水源の碑」に出かける。

  丹後山頂は小屋からすぐの場所で、丸太状の標識と三等三角点があった。そのまま水源の碑に向う。千島笹に覆われたなだらかな尾根で、小さいな池塘もあり花の季節には奇麗では思えた。

  水源の碑は、立派なもので利根川改修百周年事業で設置した物であったと聞いている。ここで若手の4人は小屋に引返すことになり、私と山のベテランの友人が大水上山頂及び兎岳に向って歩を進めることとした。

  大水上山頂はそのまま通り過ぎ、兎岳ヘ向った。兎岳へは一つ大きく下って登り返すことになる。兎岳山頂は、新潟の山の全てが一望できる絶好のポイントであり、特に越後三山(八海山、中ノ岳、駒ケ岳)とピラミダルな荒海山が圧倒する迫力で迫ってくる。また、特徴ある平ヶ岳や遠くには巻機山も見とおせた。

  山頂においてビールで乾杯し無事到着を祝う。そのほか、会津駒ケ岳、至仏山、日光白根山等が見渡せるすばらしい景観ポイントであった。二人で頂上に1時間弱のんびりした後小屋まで引返す。

  大水上山頂まで戻ると、知合いの別グループの3人と出会った。内2人はこれから兎岳に向うらしく、我々は別グループの1人(女性)と小屋まで引返す。途中の水源の碑では別グループの遅れていた2人が休憩していた。彼等も一緒になり小屋に戻る。

  小屋では先発グループが水源水の水汲みから戻り、既に夕食の準備が始まっていた。小屋は新潟からのもう1グループの3人もふくめ24名の大盛況状態である。18時過ぎからは雨模様となった。風も強く急激に冷え込んできた。8時過ぎには明日に備え眠りについた。

  次の日は6時に起床したが、あいにくの雨天で小雨が降り続いている。朝食後出発するが、前日同様2グループに分割し、山歩き初心者の方に合わせたゆっくりペースを取り、最後尾で下った。

  9時過ぎには雨もあがるが、樹林帯の歩きは蒸し汗だくだくである。12時少し前には何とか十字峡に到着する。

  途中五十沢温泉で昼食と入浴し、前橋に戻る。大変ご苦労様でした。


ルート上の風景


  

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