平成13年10月20日(土) 快晴

神楽ヶ峰・苗場山

 2030m/2145m

【 コ ー ス 】

  カグラスキー場駐車場(6:55,13:05)←→(旧和田小屋跡) ←(19,15)→和田小屋(登山口:五合目)←(37,61)→下ノ芝←(26,-)→中ノ芝←(-,15)→上ノ芝 ←→小松原分岐←(-,11)→(股スリ岩)←→神楽ヶ峰←(-,15)→雷清水←→(富士見坂)←→お花畑←→(雲見坂)←(69,51)→苗場山頂(遊仙閣裏:一等三角点)←→湿原地塘周遊(18)

【 メ ン バ ー 】

単      独


  苗場山は、山上が台地上で地塘などの湿原が広い範囲に形成されている山である。一度は登ってみたいと考えていた。今回は数あるコースの中から祓川(カグラスキー場:神楽ヶ峰)コースを登ることとした。

  車で林道をスキー場駐車場(和田小屋手前)に入れた。ここで準備後、約7時に出発する。旧和田小屋跡を右に見、しばらく歩くと現和田小屋のある登山口(五合目)に到着する。登山者カードを記入し、スキーコースの中を登り始める。

  スキー場をぬけ、直ぐな植樹帯の中を進むと、岩がゴロゴロする道(全般はこれである)となる。暗い林の中の道を進むが、それほど急ではないのでそれほど苦しくはない。30分程度で笹原に囲まれた道にでる。

  下ノ芝〜中ノ芝(約6合目)となり、ここで2人連れが3組休憩していたので、私も一息入れることとした。以降は見晴らしの良い道が続くことになった。この後、上ノ芝、小松原湿原への分岐、股スリ岩と過ぎ、神楽ヶ峰に到着する。

  カグラスキー場の由来となった山であることが現地に行ってつくづく理解できた。ここから苗場山は、大きく下った後、本コース最大の長丁場の急登を登り切ると山頂湿原となるはずである。

  ここまでの登りがあまり急でないこともあり、まだまだ元気が残っている。ここから一度下るが途中雷清水があり、水が流れている。一杯いただき喉を潤おし富士見坂を一気に下った先のコルがお花畑であるようだ。

  ここから眺める苗場山は巨大な岩体の山で迫力がある。登りを開始するが非常にきびしい登りである。今日初めて喘ぎながら歩を進める。山頂の絶景が早くみたい。長く感じたが実際はそれほどでない時間で木道の山頂台地に到着する。

  山頂は遊仙閣裏にさびしく木柱と一等三角点が設置されていた。軽いエネルギー補給と休憩後、湿原を軽く周遊、役の行者が祭られていたので帰りの無事を祈った。多少写真等をとり、来た道を引っ返した。

  雷清水では、コーヒー用に水を入れ替えて戻った。登山口入口ではスキー場整備の作業のおやじさんと一番花のきれいな時期を伺い、7月下旬で、梅雨の明けが最高とのことであった。

  車に戻りカップうどんを食べた後、家に引き返した。

  全般に行きは霜柱もあるくらいの道で歩きやすかったが、帰りは霜柱が溶けた後の道で歩き難かった。また、快晴であり遠くの山も見えて素晴らしい景観であった。紅葉もまだまだ十分きれいであった。

  先週登った鳥甲山が形良く鎮座していて先週の登りの苦労が思い出された。



  

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