平成13年7月27日(金) 曇時々晴

尾瀬沼・燧ヶ岳

1665m/2356m

【 コ ー ス 】

  大清水駐車場(5:00)→(44)一ノ瀬休憩所→(38)三平峠→三平下→(26)長蔵小屋→沼山峠分岐→平野家の墓→沼山峠分岐→長英新道分岐→(長英新道)→(98)ミノブチ岳→(12)ナツデ窪分岐→(18)俎?山頂(マナイタグラ:二等三角点)→(14)柴安?山頂(シバヤスグラ)→(20)俎?→ナツデ窪分岐→(   )→(75)沼尻休憩所→(尾瀬沼南岸)→(38)三平下→三平峠→(45)一ノ瀬休憩所→(38)大清水(15:00)

【 メ ン バ ー 】

単     独


  家を3時半に車で出発し、大清水に5時前に到着するが曇りでパラパラ雨がきそうなな天気で心配であった。とりあえず尾瀬沼までは行って見ようと5時に大清水を出発する。

  今回の目的は、燧ヶ岳の日帰り山行が目的であったことから、燧頂上まで6時間以内と目標を設定しながら歩き始めた。

  天候の具合もあり、かなりハイペースの歩行で進んだ。三平峠から尾瀬沼を望むと日が射しているので、これは行けると感じた。峠から一気に下り長蔵小屋への到着まで2時間を切る時間で到着した。

  ここで休憩に天然水コーヒー(500円)を頂き、ここから燧を目指すが、沼山方面に寄り道し平野家墓(長蔵も眠る)を拝見した。ここから引帰し湖岸道を少し進むと長英新道の分岐に出る。

  長英新道は始め針葉樹林の中、雨で少しぬかるんでいる道を進むが、全線を通じてだがオーバーユースのため傷みが進行している。段々登りが急になり、やがて廻りが笹になる頃には、今までのハイピッチが崇りこの辺りが一番苦しい登りとなった。

  あえぎあえぎ登りつめるとそこには大きなケルンが鎮座するミノブチ岳山頂である。同岳は燧ヶ岳を構成する四峰の一峰である。10人位の団体が写真を撮っていたが、話を聞くと九州の福岡と鹿児島のお年寄グループであった。記念写真を撮ってあげていると一人の男性が登ってきた。

  この方は厚木からバスツアーで来た方で、このあと柴安?までご一緒するするが、なかなか感じのよい方であった。

  ここから目の前に見える俎?に向う。途中ナツデ窪分岐を直進し、最後の岩場を登り切るとそこは俎?山頂である。ちょうど、雲が切れ尾瀬沼全景がクッキリと姿を見せた絶景である。ここから最高地点の柴安?へ向け歩を進める。

  一度鞍部に下りそこから登り返す。やはり山頂近くになると岩場になり、登り切ると柴安?である。ここまで休憩時間も入れ5時間で到着した。頂上からは雲の切れ切れに至仏山もいくらか見えたが、遠くの山は雲でほとんど見えないのが残念である。頂上の平地には木杭が沢山立ててあったがなんのためなのか不明であった。

  山頂で厚木の方と話し込み40分も休憩した。帰りは沼尻を経由した下りコースを取ることにした。俎?を再度通りミノブチ岳手前のナツデ窪分岐をナツデ窪側に入るとほとんど直に急降下する岩ゴロゴロの難コースであった。

  かなり足腰に堪えるルートである。一時間弱で沼尻休憩所に着く。水補給と軽い腹ごしらえを行った後、尾瀬沼の南岸コースを三平下に向う。三平下には朝通過時と異なり、沢山の方が休憩していた。

  ここでも一休憩と水補給後、大清水を目指し最後の気力をふりしぼり歩を進める。一ノ瀬休憩所ではエネルギー補給で山菜うどん(700円)をいただき、林道を大清水まで戻った。

  出発からの時間はちょうど10時間、体には堪えた山行であったが、かなりの山歩きに対する自信もつき、縦走等の山行の可能性に明るい光が差してきた山歩きであった。



  

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